イニエスタ、”異次元”シュート練習にスペイン紙も反応 「止められる雰囲気はない」
GK伊藤相手にエリア外からのシュートを1分間決め続ける動画が反響拡大
ヴィッセル神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタは、”異次元”のシュート練習の模様が母国スペインでも反響を呼んでいる。
GK相手に面白いようにシュートを決め、「マルカ」紙は「エリア外からGKに屈辱を与えるイニエスタの1分間…止められる雰囲気はない」と報じた。
名門バルセロナで活躍し、Jリーグ3年目を迎えるイニエスタ。今季は2月に行われた横浜FCとの開幕戦(1-1)後に新型コロナウイルスの感染が拡大し、リーグは中断していたが、活動休止期間を経て、7月4日に再開を迎える。神戸はサンフレッチェ広島とホームで対戦予定となっており、再開初戦に向けてトレーニングを積んでいる。
イニエスタの仕上がりも順調なようで、神戸公式ツイッターは19日に「1分間、ひたすらゴールを決めるイニエスタ選手」と綴り、“異次元”の精度を誇るキックを公開した。
映像ではペナルティーアークに沿って左から右足でファーサイド、中央からは左右のコースに蹴り分け、右サイドからも左足で弧を描いて次々とゴールに沈めた。驚異の精度を誇るシュート練習に、ゴールを守っていたGK伊藤元太は手も足も出ず。同僚のDF酒井高徳が伊藤に対して「ノーチャンス」とコメントし、伊藤も泣いている絵文字で反応していた。
スペイン紙「マルカ」は、「エリア外からGKに屈辱を与えるイニエスタの1分間…止められる雰囲気はない」との見出しでレポート。「イニエスタは練習中にエリア外からシュートを放つリサイタルを開き、GKに止めさせることを許さず、すべてゴールを決めた。彼はいまだにその足に一級品のクオリティーがあることを示し続けている」と、36歳を迎えて今なおハイレベルな技術をキープしていることを称えていた。(Football ZONE web編集部)