「ぜひ日本に来てほしい」 豪州代表GK、異国生活を礼賛「私のような外国人にも…」
名古屋GKランゲラック、同胞プレーヤーに日本移籍を推奨 「心配の必要は何もない」
J1名古屋グランパスに所属するオーストラリア代表GKミチェル・ランゲラックは、日本にすっかり心を奪われているようだ。
今季で在籍3年目を迎えるなか、「一度日本に来てしまえば、住んでサッカーをするには本当に素晴らしい場所だ」と絶賛。さらに同胞の選手たちに対して、「機会があれば、ぜひ日本に来てほしい」と勧誘している。オーストラリアのサッカー情報サイト「The World Game」が伝えた。
現在31歳のランゲラックは、2018年にスペインのレバンテから名古屋に加入。Jリーグ1年目はリーグ戦全34試合に出場し、J1残留に大きく貢献した。2年目には元日本代表GK楢崎正剛から背番号「1」を受け継ぎ、不動の守護神として好プレーを連発し、33試合でプレーした。
ランゲラックは日本での生活に満足しており、日々充実感を得ているようだ。「日本はとても清潔、安全、そして人々が礼儀正しくフレンドリー」と礼讃し、「私のような外国人にも親切にしてくれるし、質の高い生活を送ることができる。私の家族は日本での生活を楽しんでいるし、とても幸せだ」と続けている。
また同胞の選手たちがJリーグでプレーすることを望んでおり、「機会があれば、ぜひ日本に来てほしい」と呼びかけている。「新しい大陸の、新しい国に引っ越すのは気が引けるもの。しかし、一度日本に来てしまえば、住んでサッカーをするには本当に素晴らしい場所だ」と力説した。
異文化に飛び込むのは誰しも勇気が必要だ。しかし、ランゲラックは日本に一度住んでしまえば快適そのものと訴えており、「しっかり面倒を見てくれて、とても親切に対応してくれる。心配の必要は何もない」と保証している。
日本とオーストラリアのサッカー文化を比較 「Jリーグではそれが味わえる」
また日本とオーストラリアのサッカー文化の違いにも言及。「日本は、スタジアムの大半が、大きくて新しくて清潔で、大勢の観客がいる。選手としては満員のスタジアムでプレーしたいものだし、Jリーグではそれが味わえる」と明かし、母国と比較している。
「残念ながら、オーストラリアには大きくて綺麗なスタジアムはあるが、観戦に来る人はそれほど多くない。だから、日本でプレーできることをとても嬉しく思っている」
日本にすっかり溶け込んだ様子のランゲラック。Jリーグで活躍する姿がまだまだ見られそうだ。(Football ZONE web編集部)