ドイツ代表MFユリアン・ドラクスラーが、今夏より戦いの舞台をイタリアのセリエAへと移すことになるのかもしれない。これは同国のガゼッタ・デロ・スポルト紙が報じたもので、記事によればドラクスラーが所属するパリ・サンジェルマンは、現在レンタルにて加入中の、マウロ・イカルディ保持にむけたディールを模索しているという。

 同選手とのレンタル契約の中には買取オプションが付随しており、そこで設定されている金額は7000万ユーロ(およそ82億円)。そこでパリ・サンジェルマンとしては、交換要員としてユリアン・ドラクスラーを差し出すことにより、その金額の減額をはかるようだ。

 FCシャルケ04にてユースからドイツ代表へと飛躍を遂げたドラクスラーは、2015年夏にケヴィン・デ・ブライネの後釜としてVfLヴォルフスブルクへと加入。1年半に渡りプレーした後、2017年冬からパリ・サンジェルマンにてプレー。これまで仏1部89試合に出場し、11得点をマークしている。