広瀬すず、「いまいちばん盗みたいもの」を聞かれ「身長あと5cm」
12月6日、都内で行われた映画『ルパン三世 THE FIRST』の初日舞台挨拶に、女優の広瀬すずが出席した。
1967年にマンガ連載が始まり、1971年にテレビアニメが放送開始となった『ルパン三世』。シリーズ初の試みとなる3Dアニメの今作で、広瀬はレティシアという物語のヒロインの声を演じている。
4月から9月末まで放送された朝ドラ『なつぞら』(NHK)でアニメーターを演じてからの今作発表で、アニメに関わり続けた一年だった。
広瀬は「声のお仕事に関してはド素人なので、わからないことだらけ。いまだに “はぁ〜” ってなります。ちらちら監督の顔を見て、様子を見ながらやってました」と笑顔で語った。
山崎貴監督は、広瀬に続けて「(レティシアは)『広瀬さんにやってもらったらいいな』って思いながら作ったキャラクター。(広瀬が)しゃべるごとに、レティシアはこういう子なんだって、逆に教えてもらったみたいな感じです。当て書きに近かったので、断られたらどうしようかと(笑)」と当時の心境を明かす。
会見では、ルパンの設定にちなんで、「ルパンと同じレベルの泥棒スキルを持っていたとしたら、盗んでみたいものは」という質問が。広瀬は少し悩んだうえで、「最近、意外と小さいんだねって言われることが多くて。いま、いちばん身長が欲しいです。あと5cmあったらちょうどいいかな」と話し、会場の笑いを誘っていた。
現状、広瀬の身長は「160cmあるかないか」だという。
「157.9cmだと思ってたんですけど、159cmの方より私の方が大きかったんですよ。だから伸びたのかな? と思ったんですけど……。でも、意外と小さいんだねって言われて『くそ〜、大きくなりたい!』って。多分、姉の方が5cmぐらい高いので、いいなあと思って」
21歳の広瀬が身長を大幅に伸ばすことは難しいかもしれないが、女優としての存在感は、今後ますます大きくなっていくだろう。