九州人とそうでない人のラーメンに対する認識には違いがある――。そんなツイートが2019年9月18日に投稿され、話題を呼んでいる。

こちらは、熊本出身というツイッターユーザー・ぽるす(@Einpolster)さんの投稿。九州に住む人と他の地域に住む人では、ラーメンに対するイメージに違いがあるとする意見をイラストで表現している。

一般的にラーメンというと、「醤油」「味噌」「塩」など様々なバリエーションがあることが想定されるが、九州人の場合はまったく違うらしい。ほぼ「豚骨」一択で、申し訳程度に「それ以外」があるというのだ。

九州人に話を聞くと...

九州人のラーメン観を表したこのツイートには、次のような反応が。

北関東出身の筆者にとって、いくらなんでも極端な意見のように思えてしまう。

しかし、九州出身と見られるユーザーからは共感の声が相次いでいる。他の地域に移り住んだ際に違和感を覚えたとの声も見られ、九州の根強い豚骨人気ぶりがうかがえる。

編集部の九州出身者にも聞いてみた。地元愛の強さで知られる福岡出身のKは、「ちょっとやりすぎな気もするけど、分かる」と納得した様子。また、数十年前に九州を転々としていたFは、

「かつては本当にそうだった。でも、今は色んなラーメン店が増えてきたイメージがあるなあ」

としていた。

さらにFは、九州で味噌ラーメンを注文した際、ベースが豚骨であるためいわゆる味噌ラーメンとは似て非なるもの出てきた――という知人のエピソードも教えてくれた。

長崎出身のEからは「(豚骨以外の)ほかの選択肢がない」との声も上がり、聞けば聞くほどに九州人の豚骨愛が感じられる。



ぽるす(@Einpolster)さんのツイートより