【前園真聖コラム】第261回「森保一監督が招集したメンバーの気持ちを察します」
試合をする以上、相手をリスペクトするのは大切だと思います。どんな状況でも大事です。その前提がありながらも、選手の立場なら今回は難しいシチュエーションと思います。
チームを移ったばかりの選手にとって、今はとても大切な時期です。堂安律はまだ試合に出場していませんし、久保建英と中島翔哉はまだポジションを確保できていません。みんなチームでは1日も無駄にできません。
もっとも森保一監督にとってみると、ベストメンバーを招集するのは当たり前です。相手と力の差があっても足元をすくわれるというのは、前回ワールドカップ・アジア2次予選の初戦、シンガポール戦で引き分けたことでも明らかです。
隙を見せるとその後の対戦相手との試合も大変になるというのも、4年前に日本が経験しました。それならば、どんなに慎重に見えても今回は安心できるメンバーを揃えておくことが大切でしょう。
いろいろな思いが交錯するのが今回の試合だと思います。気持ちにモヤモヤする部分があるとすれば、それを吹き飛ばすくらいの試合をまずパラグアイ戦で見せて、カタールへの第一歩を踏み出してほしいと思います。
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1973年生まれ。横浜フリューゲルス、ヴェルディの他、ブラジルなどでプレー。アトランタ五輪では、主将として28年ぶりに五輪出場を決めた。2005年引退後は解説の他、少年サッカー普及に従事。2009年、ビーチサッカー日本代表としてW杯に出場。ベスト8に貢献した。