BMW

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9月に開催されるフランクフルト・モーターショーにて、BMWはベンタブラック VBx2に身を包むワンオフのX6を展示する。これは、世界一黒い物質として知られる人工物質で、光の吸収率は99.965%にも及ぶ。

ベンタブラック VBx2が用いられた車は世界でもこのX6のみで、BMWの特徴であるキドニーグリルは輝き、漆黒のボディと美しいコントラストを魅せる。ベンタブラックは光を吸収するため、ボディの凹凸も目にすることができないのだが、特徴的なヘッドライトとテールライトによって見る角度で表情を変える。



ベンタブラック開発者であるベン・ジェンセンは、X6とのコラボレーションについて以下のようにコメントしている。
「これまでに、様々なビッグネームのオートメーカーからコラボレーションの提案を受けてきましたがすべて断っていました。BMWからオファーを受けたときも、はじめは躊躇していました。しかし、X6はこれまでのものとは全く異なって見え、ベンタブラックにぴったりな車だと感じたのです」

「完成した1台は想像以上に素晴らしかったです。特に、マットブラックのボディと輝くキドニーグリルのコントラストが美しいです。ヘッドライトやウィンドウ、すべての魅力が最大限にひき出されています」



このX6が展示されるフランクフルト・モーターショーは9月12日から22日まで開催され、ノーマルカラーの第3世代 X6ローンチは今年11月を予定している。