レアル・マドリードMF久保建英【写真:Yukihito Taguchi】

写真拡大 (全2枚)

レアルのトップチームで印象的なプレーを披露している久保に「実際、本当に素晴らしいプレーヤー」

 バルセロナは27日、Rakuten Cupでヴィッセル神戸と対戦し2-0で勝利した。

 同クラブで長く活躍した神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタや同FWダビド・ビジャ、MFセルジ・サンペールともピッチで再会を果たした。試合後、現地取材に訪れていたスペイン人記者を直撃。バルサ下部組織出身で今夏にレアル・マドリードへ移籍した日本代表MF久保建英について、「おそらくメッシにはなれないが、トッププレーヤーにはなることができると考えている」と、その資質に太鼓判を押している。

 試合直前に昨季までバルセロナに在籍していた元ベルギー代表DFトーマス・フェルマーレンの加入が発表され、神戸にとっては4人目となる元バルセロナ選手の獲得が実現した。試合は前半の45分間をプレーしたイニエスタが、古巣を相手に華麗なテクニックを連発し、スタジアムを大いに沸かせたが、最終的には地力で勝るバルセロナが途中出場のFWカルラス・ペレスの2ゴールで勝利を手にした。

 試合後、ノエビアスタジアム神戸まで取材に訪れていたスペイン放送局「TVカタルーニャ」のフランセスク・ラトーレ記者を直撃。長年にわたりバルセロナを追っている同氏に、現地から見た久保の評価を尋ねたところ、バルセロナのリオネル・メッシのレベルに到達するのは非現実的としたうえで、その壮大なポテンシャルに太鼓判を押している。

「安部裕葵も才能溢れる良いプレーヤーだ。それでも正直、久保が凌駕している」

「実際、彼は本当に素晴らしいプレーヤーだと思う。レアル・マドリードの一員となり、バルセロナでプレーすることはなくなってしまったが、代わりに加入した安部裕葵もまた才能溢れる良いプレーヤーだ。それでも正直、久保が凌駕しているだろう。我々は彼のことを、おそらくメッシにはなれないが、トッププレーヤーとして最高位に立てると考えている」

 久保は今季レアルBに該当するカスティージャが主戦場になると見られているが、トップチームの北米ツアーに帯同し、インターナショナル・チャンピオンズカップ(ICC)では2試合に途中出場した。トレーニングでも世界トッププレーヤーに引けを取らないハイレベルなプレーを披露しており、“日本のメッシ”として海外でも注目が高まっているが、スペイン人記者はメッシの領域に辿り着くのは難しくとも、世界トッププレーヤーの仲間入りを果たす可能性は十分にあると見ているようだ。(Football ZONE web編集部・城福達也 / Tatsuya Jofuku)