京都市の夏の風物詩「五山送り火」が、苦境に直面している。気候変動や獣害といった自然要因に加え、火床の整備に不可欠な設備の老朽化にも悩まされているという。長年受け継がれてきた盆の伝統行事に何が起きているのか。現場を取材した。【写真】老朽化している左大文字の運搬用ウインチレール五山送り火は毎年8月16日の夜に行われる。京都盆地を取り囲む山々に「大文字」(左京区)、「妙法」(同)、「船形」(北区)、「