「何食べ?」内野聖陽に高まる「主演女優賞」の声【追記】
2019年も6月半ばになり、4月期ドラマには最終回を迎えたものも出始めた。そんな中、放送中のドラマ「きのう何食べた?」(テレビ東京系)について、「内野聖陽が今期ドラマの主演女優賞にふさわしい」といった声が視聴者から上がり始めている。
ドラマに出演する俳優の内野聖陽(50)は、西島秀俊(48)と共にダブル主演を務めており、その役柄は男性同士のカップル。ドラマでは内野が演じる美容師・賢二と弁護士の史朗(西島)の共同生活が描かれるが、その中で紹介される自炊料理がテーマの作品で、毎週の放送後には、その料理に関するツイートが続々となされるほか、2人の演技についての意見もネット上に飛び出している。
「女優さんより女優!」
そんな同作だが、6月に入ったあたりから、内野について前述のような指摘が次々とツイッター上に上がるように。その理由の多くは、「ほんとにそのあたりのかわいいだけが売りの若手女優なんかより乙女役がドハマリ!」と、内野の演技の細やかさを称賛するものだ。14日深夜の放送でも、台所で食器をタオルで拭く際の食器の持ち方や、西島と対面して食事をとるシーンにおける、顔の前で組んだ両手の動かし方など、そのたおやかさを湛えた所作に対して、「内野聖陽さんってマジすごいね...女優さんより女優!」といった絶賛が続々。また、賢二が史朗の飲み会の相手に嫉妬するシーンについては、
「内野さん、天才かよ...!『絶対2人っきりで会わないで』って言うシーン...やば過ぎる...!主演男優賞!(女優か?)」「令和元年の各ドラマアワード、主演女優賞は内野聖陽で」
と、「主演女優賞」を授与したいとする声が相次いで上がった。
近年はLGBTについての描写が盛り込まれるドラマも多くなり、今期では「ミストレス」でレズビアンカップルが描かれるなど、ドラマを構成する要素としては手放せない要素になりつつあると言っても過言ではない状況だ。しかも、「きのう何食べた?」は、その自炊料理と併せてメインテーマとも言える扱いの大きさだが、そんな同ドラマで「女優としての才能」を遺憾なく発揮する内野に対する絶賛の声は、最終回まで止みそうにない。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)
(7月1日追記)本記事に頂戴したご指摘について、下記の記事を公開いたしました。合わせてお読みください。
J-CAST記事「『何食べ?』内野聖陽に主演女優賞」への批判 識者に改めて見解を聞いた