マンチェスター・シティMFシルバ【写真:Getty Images】

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今季リーグ戦33試合出場6得点で連覇に貢献 来季終了までの契約を全うへ

 マンチェスター・シティの元スペイン代表MFダビド・シルバは先日、J1ヴィッセル神戸への移籍の可能性が報じられていたが、その可能性は閉ざされてしまったようだ。

 シルバはすでにオファーを拒否したと、英メディア「トライバル・フットボール」が報じている。

 シルバはエイバルやセルタを経て、バレンシアで4シーズンにわたって活躍。2010-11シーズンからシティに移籍している。在籍9シーズン目となった今季は33試合出場6得点を記録し、チームのプレミアリーグ連覇に大きく貢献した。

 先日、元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタや同FWダビド・ビジャらの所属する神戸へ移籍する可能性が報じられていたが、「トライバル・フットボール」は「シルバはヴィッセル神戸からのビッグオファーを拒否した」と報じ、すでにシティ残留を決断したことを伝えている。

 また、同メディアは「シルバはシティに残り、来季終了まで残っている現在の契約を全うすることを選んだ」と付け加え、「シルバの決断はジョゼップ・グアルディオラ監督を安堵させる。中盤の信頼性が担保されるからだ」と現在のチームにおける重要性を強調した。

 神戸はイニエスタ、ビジャに加え、今季途中にはバルセロナからスペイン人MFセルジ・サンペールを獲得して“スペイン化”が進んでいる。しかし、スペインからの新たなビッグネーム加入の噂は、ひとまず終わりを迎えることになりそうだ。(Football ZONE web編集部)