――今後の「MYDC」の普及策は?
 
中村 今回の提携によって、従来とは異なる機能を付加したように、パートナー様と連携することによって、様々なサービスを付加していきたいと考えています。「MYDC」は、老後の資産形成を行うための重要なツールですが、その運用を通じて人生を一緒に歩むプラットフォームに位置づけられると思います。
 
 パートナーとして金融サービスのみならず、様々な企業と組むことができると思っています。様々なサービスを取り込むことによって、より多くの方々との接点を持つことができ、普及にもつながると思っています。
 
殿村 お客さまが長年にわたって利用されるプラットフォームとしての「MYDC」の位置づけはユニークな存在です。今回、ローンで接点を持ったお客様の幅広いライフステージにおいて、損保・生保商品、あるいは、介護に関するサービスなど、「安心・安全・健康」を総合的にサポートさせいていただくために、オンラインのプラットフォームは、拡張性も大きく様々な提携の可能性を感じています。
 
高井 私どもは「保険の先へ、挑む。」をモットーとして、お客さまに新しい価値をご提供することを目指しています。iDeCoについても、そうしたサービスを開発して積極的に情報発信することで、制度の普及に貢献していきたいと考えています。