物語は完結へ── 『スター・ウォーズ』シリーズ最新作のタイトルが決定、初映像も
「スター・ウォーズ」シリーズ最新作にして最後のタイトルが『スター・ウォーズ/ザ・ライズ・オブ・スカイウォーカー(原題)』に決定し、全世界待望の特報映像が解禁となった。
この度、全世界解禁となった特報は2分6秒。映像の冒頭では、砂漠の中に立つレイの姿が映し出され「我々は全てを伝えた。はるかな歴史が君の中に。だが、これは君の戦いだ」というルークの言葉が聞こえてくる。ライトセーバーを手に取ったレイは、タイ・ファイターで迫り来るカイロ・レンと終焉に向かう戦いを始めようとしている様子が映し出される。
そして、ルークの声だけでなく「スター・ウォーズ」のレジェンドたちが次々に登場。チュー バッカとともにミレニアム・ファルコンを操縦するランド・カルリジアンや、涙するレイと抱き合うレイア。 さらに、『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』でレイアがハン・ソロとルークに渡したメダルも確認できる。
さらに映像のラストでは、レイ、フィン、ポー・ダメロン、チューバッカ、C-3PO、BB-8、新ドロイドD-O が、重い雲が垂れこめる荒れた海辺へと辿り着く。ルークの「我々は常に君と共に。誰ひとり消え去っていない」という言葉のあと、シスの暗黒卿ダース・シディアスことパルパティーン皇帝の不気味な笑い声で、締めくくられている。
果たして、スカイウォーカー家を中心とした壮大な<サーガ>は一体どんな結末で完結するのか。その結末に全世界の注目が集まる。さらに今回、長きに渡り秘密を守ってきた J.J.エイブラムス、そしてキャストたちがついに完結を迎える最新作について、コメントを発表した。
J.J.エイブラムス(監督・脚本)
ジョージ・ルーカスが作り上げたものを、その精神を守りつつ完結させるのは難しいことでもあり、楽しいことでもあった。ただ、この物語を彼女(キャリー・フィッシャー)なしで進めることは難しいです。別の女優でやることなんて考えらないし、あのキャラクターを消してしまうこともありえない。だが、過去の映像を見ていて、それらを使って話を続けることができるのではと思った。そこを中心に、話を書いていったんだ。それらのシーンを使い、物語を前に進める事ができた。この事を改めて考えると感動のあまり言葉が出ません。レイアがこの映画の中に生きていると感じています。彼女の心は私たちと一緒にあります。
★日本のファンに向けたメッセージ
ハーイ、J.J.エイブラムスです。『スター・ウォーズ/ザ・ライズ・オブ・スカイウォーカー(原題)』の監督です。これは一つの映画でも、3本の映画でもなく、9本の映画の終わりです。40年間に渡って作られ てきたストーリー、スカイウォーカー・サーガの終わりです。皆さんに是非映画館に観に行ってもらえるのを期待しています。(そして)皆さんが楽しんでくれることを期待しています。フォースと共にあらん事を。ありがとう!
デイジー・リドリー(レイ役)
[新しいライトセーバーを手に入れますか?という質問に対し]ルークにもらったライトセーバーはまだあるとだけ言っておきましょう。
ジョン・ボイエガ(フィン役)
今作でフィンは自分のアイデンティティをレジスタンスに見つける。過去2作で、彼はまだ迷っていた。J.J.は僕に「君は今作の展開を気に入るよ」と言ってくれたが、本当に、今作では「ついに僕は「スター・ウォ ーズ」映画に出たんだ!」と感じた(笑)。
ビリー・ディー・ウィリアムズ(ランド・カルリジアン役)
またこの冒険に戻ってこれて嬉しいよ。僕は本当に幸運なんだ。[ランドを再び演じることは簡単でしたか?という質問に対し]簡単だったかって?僕はランドから離れた事は一度もないよ。(大拍手が起きる)俳優業を60年ほどしていますが、とても尊敬できるJ.J.エイブラムスと仕事ができた。数々の素晴らしい人との仕事をしてきたけど、今ここが本物のハイライトだね。
キャスリーン・ケネディ(ルーカスフィルム社長)
(完結に向け)大きな責任があると感じています。40年も続いてきたのよ。感慨深いわ。ジョージが作り上げてきたものを私たちが受け継いで、J.J.がさらにインスピレーションをくれて、もっと奥行きの深いものにしてくれたと私は思う。誰よりもこの作品の事を大切に思っている人がJ.J.なんです。この作品は皆さんに感動をもたらします。
映画『スター・ウォーズ/ザ・ライズ・オブ・スカイウォーカー(原題)』は12月20日(金)全国公開
(C)2019 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.
映画ランドNEWS - 映画を観に行くなら映画ランド