OPPO新ブランド「Reno」の10倍ズームスマホが上海で発表、5G版もチラ見せ
OPPOは中国・上海にて、新ブランド「Reno」のスマートフォンを正式に発表しました。

デュアルカメラ標準版「Reno」と、10倍ズーム対応の「Reno 10倍ズーム版」が発表されました。また、「Reno 5G版」も予告されています。

なお、OPPO Japanは「Renoシリーズの新製品」と「10倍ハイブリッドズームの新製品」を日本に投入すると表明しており、今回発表された製品が日本で発売されることになるものと思われます。

10倍ハイブリッドズームは、3つのカメラの画像を合成して、1〜10倍のシームレスなデジタルズームを実現したもの。10倍ズーム時でも800万画素相当の画質の写真を撮影できるとしています。
関連記事:
OPPO、「10倍ズームスマホ」と「防水FeliCaスマホ」を日本に投入へ
光学だと何倍? OPPOの「10倍ハイブリッドズーム」を解説:週刊モバイル通信 石野純也


メインカメラには48メガピクセルのセンサー「IMX586」を採用。広角カメラとして120度広角の8メガピクセルカメラ、望遠カメラに13メガピクセルのカメラを搭載します。

望遠カメラはOPPOが「ペリスコープ構造」と呼ぶレンズ機構を採用。カメラ業界などでは屈曲光学系と呼称される技術で、35mm換算で160mmという望遠レンズを薄型のボディに収めています。


▲作例では日本の風景も

ディスプレイは「ノッチ」がない設計で、自動せり出し式のインカメラを備えています。インカメラでは美顔機能やポートレートモードを備えています。



そのほか、ドルビービジョンによる迫力のあるサウンド再生や、ゲームプレイ時の動作を最適化する「Game Boost 2.0」などの機能を搭載。独自の高速充電のVOOC 3.0をサポートします。







Reno 標準版は、チップセットにSnapdragon 710を搭載。メモリ、ストレージの容量とカラーが異なる3モデルを用意します。中国での販売価格は、6GBメモリ+128GBストレージモデルが2999元(約4万9600円)、6GB+256GBモデルが3299元(約5万4600円)、8GB+256GBモデルが3599元(約5万9600円)となっています。中国での出荷は4月19日より。




10倍ハイブリッドズーム版は遅れて5月上旬の出荷予定とされています。チップセットはフラッグSnapdragon 855を搭載。メモリ6GB 、ストレージ128GBという構成で、価格は3999元 (約66200円)です。




発表会では「One more Thing」としてOPPO Renoの"5G版"が披露されました。ただし「5G」と書かれたスマホの画像のみのチラ見せにとどまっていますが、10倍ズームに対応しているようです。詳細なスペックや価格は明らかにされていません。



OPPO Japanの公式Twitterアカウントは発表にあわせて「日本での発表は、もうしばらくお待ち下さいませ🙏」とツイート。近々案内されるものと思われます。