『キングダム』山賢人、原作者から絶賛され喜びあらわ 30kg“王騎の矛”にノブコブ吉村が大興奮
映画『キングダム』公開直前イベントがが8日、都内・スペースFS汐留にて行われ、キャストの山粼賢人、吉沢亮、橋本環奈、本郷奏多、ゲストの吉村崇(平成ノブシコブシ)が登壇した。
時は紀元前、中国春秋戦国時代を舞台に、大将軍になるという夢を抱く戦災孤児の少年・信と、中華統一を目指す若き王・嬴政(後の秦の始皇帝)を壮大なスケールで描く漫画「キングダム」(原秦久/集英社)。主人公の信(しん)役に山粼賢人を迎え、嬴政(えいせい)役に吉沢亮、楊端和(ようたんわ)役に長澤まさみ、河了貂(かりょうてん)役に橋本環奈、将軍・王騎(おうき)役に大沢たかおらが集結。監督を『いぬやしき』『BLEACH』などで知られる佐藤信介が務める。
撮影時の思い出を聞かれると、山粼は「お亮(吉沢)と2人のシーンが多くて、修行のシーンはめちゃめちゃ練習しました。どんどん(アクションが)上手くなって『スピード上げていこう!』とも言ったりしていたんですが、最終的に行き着いたのが『楽しくやる』ということ…すごい思い出です!」と、ほのぼのとしたトークで笑いをさらう。
続けて、「もう一個いいですか?」と、原作者・原秦久と話し合いを重ねて役に挑んだことを明かし「すごく良い感じになったので…それも思い出です!『キングダム』という作品が思い出です!」と締め、お茶目な一面をのぞかせた。吉沢も「いま賢人が言っていたことはすごく重要なんです。みんなで頑張ったシーンが詰まっていて気合が入っている。思い出深いですね」と共鳴した。
イベントでは、原作の熱狂的ファンとして知られる吉村がコーナーMCを務める『「キングダム」キャラクター診断』が実施された。山粼は「漂(ひょう):バランス型リーダータイプ」と診断された。協調性が高く人とうまくやっていくのが得意。バランス感覚があり慎重で、困難な状況にも対応する優等生タイプ。
山粼の隣で吉沢が「バランス型…(笑)」とこぼすと、本郷も「バランスを取ろうとしてない(笑)自分の道を突き進んでる」、橋本も「バランスがない(笑)」と総ツッコミが。山粼も「バランス能力がない(笑)潜在的にはあるのかもしてないですけど…」と自虐してみせ、笑いをさらった。
原作者・原秦久から「原作の1〜5巻の信よりも、山粼くんが演じる信の方が魅力的だった」と絶賛の言葉が送られると、山粼は「嬉しいですね!!漫画の信を見て演じていたので。とにかく無限の可能性と、誰よりも高く飛ぶパワー、ずっと全力で命を吹き込めれば良いなと思っていました。そう言っていただけて本当に嬉しいです!」と喜びをあらわにした。
また、「壁(へき):真面目な中間管理職タイプ」との診断結果を受けた吉沢は「壁(かべ)かよ〜…」と笑みをこぼしながらガックリ。自身の演じた漂や嬴政ではない結果に吉沢は「嬉しいでーす」とふてくされながらコメントし、会場は笑いに包まれた。
河了貂(かりょうてん)を演じる橋本は、「信(しん):猪突猛進型リーダータイプ」と診断され、この結果に吉村は「漢の中の漢ですよ!!」と興奮しきり。橋本は「当たってると思います。猪突猛進、あまり考えずに進んじゃう」と頷いていた。
本郷は「嬴政(えいせい):聡明なリーダータイプ」と診断され、感情に流されずピンチに陥っても冷静沈着に物事を判断し、クールで人間味に乏しくドライな人と見られることもあるという。本郷は「恐れ多いっす」とクールに答え、笑いをさらった。山粼・橋本・本郷と「リーダータイプ」と揃っての結果に、吉沢は「みんなリーダータイプなのになんで俺だけ中間管理職タイプなんだ(笑)王様演じてたのに…」とお茶目にいじけてみせた。
フォトセッションでは、将軍・王騎(おうき)役を演じる大沢たかおが実際に撮影に使用した矛(約4メートル/30kg)が登場。吉村が「こうしてほしい!!」と斬られながら撮影に挑むと、重量のある矛を持つ橋本・山粼・吉沢らが手を離してポーズを決め吉村をイジるなど、最後まで大盛り上がりだった。
映画『キングダム』は4月19日(金)より全国東宝系にて公開
(C)原泰久/集英社 (C)2019映画「キングダム」製作委員会
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