女優の夏帆が主演を務める映画『ブルーアワーにぶっ飛ばす』が10月より公開される。この度、ティザービジュアルと追加キャストが解禁となった。

『嘘を愛する女』(18/中江和仁監督)、『ルームロンダリング』(18/片桐健滋監督)など新進気鋭の若手映像作家を生み出したプロジェクト「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM」にて2016年審査員特別賞に輝き、CM界で活躍する箱田優子が初監督を務める本作。

30歳のCMディレクター砂田(夏帆)は、東京で日々仕事に明け暮れながらも、理解ある優しい夫もいて、満ち足りた人生を送っている…ように見えるが、口をひらけば毒づいてばかりで心は荒みきっている。そんなある日、病気の祖母を見舞うため、砂田は自由奔放な親友・清浦(シム・ウンギョン)と共に、大嫌いな地元・茨城へ帰ることに。いつものようにたわいもない会話をしながら茨城へ向かう2人だが、実は清浦がついてくるのには理由があった。

夏帆、シム・ウンギョンをはじめ、渡辺大知、ユースケ・サンタマリア、黒田大輔、嶋田久作、でんでん、南果歩らが共演。茨城のスナック店員に扮しコメディーに振り切った演技を披露しているのは、今話題作に引っ張りだこの若手実力派女優・伊藤沙莉。また、NHK連続テレビ小説「ひよっこ」にも出演した人気子役・上杉美風が砂田の幼少期を演じるほか、小野敦子、高山のえみらも出演し物語に彩りを添える。

解禁となったティザービジュアルでは、澄み切った青空の下、全身アップで映し出された夏帆の姿が印象的。「自分探しとかほんとうの私とか。んなもん、クソくらえだバカ野郎」と、主人公・砂田の心の叫びとも言える痛烈なコピーと夏帆の“ふてくされ顔”がマッチ。

大嫌いな地元で佇む様子は怒りを感じさせるが、「上手に生きているようにみえて、実は不器用で不自由な私の 人生。」のコピーが、都会で満ち足りた生活を送る砂田の空虚感を隠し強がる心が見え隠れするビジュアルとなっている。

映画『ブルーアワーにぶっ飛ばす』は10月よりテアトル新宿、ユーロスペースほか全国公開

(C)2019「ブルーアワーにぶっ飛ばす」製作委員会

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