岩田剛典「もっとお芝居を磨いていきたい」、『冬きみ』への強い想い入れ語るインタビュー公開
Blu-ray&DVDが7月18日(水)にリリースされる映画『去年の冬、きみと別れ』より、プレミアム・エディションに収録される「撮り下ろし!今だから語れる、岩田剛典<公開後>単独インタビュー」の一部が到着した。
本作で映画単独初主演を務めた岩田剛典が、「プレミアム・エディション」の映像特典として収録される、撮り下ろしの単独インタビューに臨んだ。劇場公開後初となるインタビューという事もあり公開後の反響を聞かれると、「まず両親に観てもらって。今までの自分の作品とかもチェックしてもらっているんですけど、その中で伝えられたのは、今回の作品でものすごく成長が垣間見えたということでした。 あとはいろいろなメンバーが観てくれたり、感想を送ってくれたりしました」と明かした。
また、所属事務所の社長であるHIROの反応も告白。HIROは今まで親心で作品を観るあまり、なかなか岩田を役そのものとして見ることができなかったそうだが、本作では「芯のあるひとりの俳優(が演じるもの)としてストーリーに入り込めたし、作品としても面白かった」という感想をもらえたと嬉しそうに話した。
撮影時を振り返り、通常テクニカルな確認しかしないカメラテストの段階で、ワンシーンまるごとセリフを覚えて本気で何度も演じるという瀧本組の洗礼を受けたという、あまり語られていないエピソードを告白。まだクランクインする前の、気持ちも追いついていない段階で最初は辛かったというが、そこで鍛えてもらった事で俳優としてのスキル的な部分はもちろん、心の構え方を学んだ撮影現場だったと瀧本監督への感謝を語った。
初日舞台挨拶では、そんな監督からの手紙が読み上げられるサプライズ演出に男泣きした一場面が話題となったが、「普段(手紙を書いたりとか)そういうことをしない監督が、ねぎらいの言葉を並べて伝えてくださったことが自分の心には響きましたし、その当時の思い出がよみがえって。あの時に抱えていた葛藤や不安などを分かち合った監督と理解し合えている、一緒に戦えたという、そういう気持ちが自然とあの時の涙につながったのかな」と当時の心境を振り返った。
その後、監督に会った際「いろんな作品に出て経験値を増やして、もう一回一緒にやろう」と言ってもらったという岩田は、「現状に満足しては瀧本さんのレベルに追いつけないなと思っています。次は瀧本さんが演出するところがないくらい、完璧に瀧本さんワールドにフィットできるよう、もっともっとお芝居を磨いていきたいです」と今後の抱負を熱く語った。
最後に、岩田にとっての本作という質問には「瀧本組でこの作品に参加できたのは、自分の表現者としてのこれからに向 けてものすごく大きな糧になったと個人的に思っていますし、演じるということの楽しさをより感じさせてもらえたと思っています。今後、5年後、10年後と、この先きっと役者として経験を積むんでしょうけど、その中で自分にとってものすごく大きなターニングポイントとなった作品と言えるんじゃないでしょうか。この時期にこの作品に出演できたということは、すごくプラスになりましたし、この作品で経験できたことは間違いなく生きると思っています」と強い想い入れを語った。
インタビューでは、この他にも山本美月、斎藤工ら共演者とのエピソードや、ネタバレありの撮影秘話などを約40分にわたって語っている。
映像特典「撮り下ろし!今だから語れる、岩田剛典<公開後>単独インタビュー」一部公開
【Amazon特集ページURL:https://www.amazon.co.jp/b?node=5801117051】
映画『去年の冬、きみと別れ』Blu-ray&DVDは7月18日(水)リリース/同日レンタル開始/6月20日(水)デジタル先行配信開始
(C)2018映画「去年の冬、きみと別れ」製作委員会
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