上野にある上野風月堂は、2018年6月14日、社名の名付け親である松平定信の命日に合わせて、和菓子の「かぼちゃ菊」を墓前に供えた。


「風月堂清白　かぼちゃ菊 大住喜右衛門」「無垢（写真右）」と「抹茶（写真左）」の2種類

上野風月堂は、2代目大住喜右衛門の代に松平定信から、みずからの雅号「風月」を含む「風月堂清白」の 5文字を授かり、現在まで「風月堂」を屋号として使用しているという。そこで松平定信の命日である6月9日から、「かぼちゃ菊」2種（税込、各350円）を「フレーバーティー」（430円）と共に数量限定で発売している。

「かぼちゃ菊」は和三盆の落雁（らくがん）に、こしあんが入った一品。松平定信が生前親しんだとされ、毎年命日（6月14日）には霊巖寺（東京都江東区）にある墓前に献納している。通常販売はされておらず、命日前後の期間に限り数量限定販売だ。


「フレーバーティー」

併せて発売される「フレーバーティー」は緑茶にバラやヒマワリ、矢車菊を加え、マンゴーの香りをブレンドしたもので、ほんのりとした甘みとフルーティーな香りが特徴。

両商品とも上野風月堂本店のみでの販売となり、商品がなくなり次第終了となる。