女性にとって大切な下着。ここぞというときのためだけでなく、いつだってキレイなデザインや色の下着を身に着けていたい。そう、女性は自分をキレイに見せてくれる下着を選ぶのです。でも、好きな下着の色って人それぞれ。あの子にとっての勝負カラーは、わたしにはNGカラーだったなんてこともありますもの。好きな色=下着の色ってわけでもないし。それならもう日本と世界の勝負カラーはどうなってるの? ということで聞いちゃいました。

 大手下着メーカーのワコールが、世界12都市※の20代から40代の女性約1700人を対象に「好きな下着の色」をアンケート。すると半分の6都市で黒が1位になったそう。ちなみに日本は1位がベージュ(55%)、2位は白(48%)、3位ピンク(42%)、4位黒(39%)(複数回答。『ワコール World Women Now 2002』)。1位のベージュって・・・オバサンくさい気がしないでもないが・・・。

 ※パリ、NY、東京、上海、香港、台北、北京、ソウル、バンコク、ジャカルタ、シンガポール、クアラルンプール

 「日本人にとって肌なじみがよく、合わせやすいので、どの年代でも上位に入るんだと思います」(ワコールPR担当 伊藤さん)

 ところがこのベージュ人気は日本だけではなかった。ジャカルタ(75%)、上海(58%)、ソウル(57%)も同じくベージュを1位にあげている。逆に日本で3位に入ったピンクは、ほとんどの各都市で40%以下と、低調な感じ。下着にキュートさは不必要なのかしら?

 世界的にバツグンの人気を誇る黒は、驚くことに日本ではそれほど人気がない。12都市中、1番低い支持率となっている。確かに黒い下着ってちょっと攻撃的な感じがするから、身につけるのに勇気がいるかも・・・?

 ちなみにパリでは赤が人気。上海や香港ではパープルの人気が高いそう。台北では水色と各都市によってそれぞれ傾向がうかがえる。

 お国によって好まれる下着のカラーは微妙に違うけれど、基本カラー(白、黒、ベージュ)はどの都市でも安定した人気。海外に行くときはちょっぴり冒険して、黒い下着を身に着けていくといいかも。異国の地でモテモテになれるかも?(文/verb)