15日放送の「バイキング」（フジテレビ系）で、長野五輪スピードスケート金メダリストの清水宏保氏が、選手の性格とメダル獲得の関係を、自虐を交えて語った。

番組では「女子スケート 小平銀 高木銅 Wで表彰台」と題した特集で、平昌五輪での小平奈緒、高木美帆両選手の健闘を、MCの坂上忍と出演者が振り返った。中でも、18日のスピードスケート女子500mで金メダルが期待される小平について、清水氏は「メンタルが強すぎ！」と太鼓判を押した。

清水氏によると、以前の小平は性格が優しすぎてアスリートには気持ちが向かないといわれていたのだとか。周りから差し伸べられた協賛や援助を受けることでどうしても、その人たち、その企業のためにという気持ちになってしまいがちだが「この4年間は『もっと自分のために頑張らなきゃ』っていう思いになった」と、小平が2014年のソチ五輪後に単身でオランダ留学をした経験から、大きく変化した心境について解説した。

その一方で、清水氏は「僕みたいに性格が悪ければ…最初から自分のためにっていう思いでいけば！」「本当に、性格の悪い選手は絶対に強いんですよ！」と自虐を交えて持論を展開し、笑いを誘った。

清水氏に近寄りながら「分かる、分かる！」と同調する坂上は、 フットボールアワー・後藤輝基に「芸能界もそうじゃない？」と尋ねる。後藤は「まあ、みんな性格悪いですからねえ…」と、悪ノリを見せつつ「でもどっかで『自分が』っていうのがないと」と、清水氏の持論に理解を示していた。

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