星野源、ファンらの“源活”でいまジワジワと人気が出ている過去の映像作品とは
「自分も含め出演者のみなさんが充実感を持って現場に来られてるような作品でした」
10月末に行われた『東京ドラマアウォード2017』で自身が出演した『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)で作品賞を、主題歌になった『恋』が主題歌賞をW受賞したのは、星野源。
「8月に発売された『過保護のカホコ』(日本テレビ系)の主題歌『Family Song』が大ヒットし、5月〜9月にはライブツアーも行っています。俳優としても、現在放送中の『コウノドリ』(TBS系)に出演中。綾野剛さんとの掛け合いが大人気です」(スポーツ紙記者)
文字どおり“二足の草鞋”を地でいっている星野。彼の活躍ぶりからどんどん女性ファンが増えているが、彼女たちの間では、こんな言葉が生まれているという。
「彼が出演している映画やドラマを見たり、撮影などでゆかりのある場所を訪れたり……と、星野さんにまつわるファン活動を“源活”と呼んでいます。それをSNSで共有し、みんなで星野さんへの愛を語っているそうですよ」(芸能レポーター)
“源活”で、知らない星野の情報を見つけ、共有するー。このサイクルの中で、ジワジワと人気が出ている映像作品もあるのだとか。
「昨年12月に映像化された、元Y・M・Oの細野晴臣さんのライブ『A Night in Chinatown』です。このコンサートは昨年5月に横浜中華街で行われ、星野さんもゲスト出演しました。
『逃げ恥』で知名度がググッと上がったため、出演を知らなかった人も多く、後から徐々に注目を集めているそうです」(音楽誌編集者)
星野が恩人だと仰ぐ人物が細野晴臣だ。
星野は同ライブで真っ白なスーツに身を包み、七三分けに丸メガネ、蝶ネクタイ姿で“昔の細野晴臣です”と登場している。
「テレビではギターの演奏をよく見ると思いますが、『SAKEROCK』などで披露しているマリンバを叩く姿が見られるのもレアです」(同・音楽誌編集者)
実は、高校時代に星野少年がマリンバを始めたのは、大ファンだった細野がキッカケ。ソロデビューの背中を押したのも、細野だった。
「インストゥルメンタルバンド『SAKEROCK』の活動を続けるうちに“歌いたい”という気持ちが芽生えたそうです。そんなときに細野さんが、ご自身主宰のレーベルから“ソロアルバムを出さない?”と星野さんに声をかけたそう。
これがきっかけでソロデビューを果たし、'10年に発売されたアルバム『ばかのうた』には、細野さんが提供した曲も収録されました」(レコード会社関係者)
11月7日には、星野のラジオ『オールナイトニッポン』にゲスト出演する細野。ファンの“源活”は、忙しくなればなるほどうれしいものだ。