世羅なしのたこ焼き(画像提供:JA広島果実連)

2017年8月、広島県産の「世羅なし」を使った「たこやき」が開発され、話題となっている。

いったいどんな食べ物だろう? Jタウンネット編集部は広島に電話して話を聞いてみることにした。

フルーツたこ焼きの第4弾


世羅なしをたこ焼きの生地の中に入れ、焼き上げる(画像提供:JA広島果実連)

電話で答えてくれたのは、JA広島果実連の広島支所長・河村博文さんだ。

「広島県世羅町の特産『世羅なし』をブロック状に切り、たこ焼きの生地の中に入れ、ふっくらと焼き上げます。たこ焼きの上には、千切りのなしがトッピングとして散りばめられています」と河村さん。シャキシャキしたジューシーな食感が楽しめるという。

「フルーツたこ焼きを作ろうと思い立ったのは、2016年2月です。JR西広島駅前にあるたこ焼き店『松SHOW(まつしょう)』の店主と一緒に、試作を繰り返しました。その結果、広島レモンの皮をすりおろして生地に混ぜ、焼き上がりにレモン果汁を絞った『広島レモンたこ焼き』が完成しました」。

その後、「企画もおいしいけど、実際に食べてもおいしい」をテーマに、フルーツたこ焼きの開発を続け、「ピオーネたこ焼き」「はっさくたこ焼き」と、ヒット作を生み出した。第4弾となるのが、今回の「世羅なしのたこ焼き」だ。

たこ焼き店『松SHOW』で、8月30日から10月上旬まで販売される。6個入り530円。


たこ焼き店『松SHOW』店主・松村雄二さんと世羅なしのたこ焼き(画像提供:JA広島果実連)