2017年8月15日、甲子園球場で行われている夏の全国高校野球は、雨のため中止となり、2回戦4試合は16日に順延となった。

順延となった試合は、盛岡大付（岩手）-松商学園（長野）、前橋育英（群馬）-明徳義塾（高知）、日本航空石川-花咲徳栄（埼玉）、聖光学院（福島）-聖心ウルスラ学園（宮崎）。各校の選手たちは甲子園球場の室内練習場で調整を行った。

「俺の夏休みの唯一の楽しみ返してくれ」


阪神甲子園球場（Kirakirameisterさん撮影、Wikimedia Commonsより）

ツイッターには、多くのファンたちからのこんな声が......。

「もう私何して時間つぶしたらいいのwwww」「今日俺は何すればいいんだ...」などと、突然の中止に時間を持て余す人もいる。

「全然降ってへんやん！」「全く雨降ってないけどなー」「降る気配まだない」「雨降ってないのに甲子園中止なの？」などの突っ込みもあった。「1試合くらいできそうだけどな、空明るいし」とつぶやく人もいた。

「せっかく盛岡大付の試合見れたのに」「俺の夏休みの唯一の楽しみ返してくれ」という悲痛な叫びもあった。

もちろん残念がる人ばかりではなかった。せっかくならと、関西の観光を楽しもうとする積極派の皆さんだ。

六甲山や姫路城、大阪巡りの旅、あべのハルカスなど、皆さんそれぞれ楽しそうだ。「よしもとを見ます」という報告も......。

だが楽しんでいるのは、ファンだけではなさそうだ。

地元・長野では見かけないポケモンをゲットするため、1試合でも長く勝ち残り、1日でも長く関西に滞在したいと、メディアの取材に答えていた、松商学園の選手たちも、もしかしたら......。