中国人旅行客による爆買いは過去のものとなり、最近は体験型の旅行が多くなってきているようだ。しかし、親族や友達から頼まれた商品を購入して帰国する中国人は今なお大勢おり、日本を訪れた記念としてお土産を購入する中国人も少なくない。(イメージ写真提供:123RF)

写真拡大

 中国人旅行客による爆買いは過去のものとなり、最近は体験型の旅行が多くなってきているようだ。しかし、親族や友達から頼まれた商品を購入して帰国する中国人は今なお大勢おり、日本を訪れた記念としてお土産を購入する中国人も少なくない。

 中国メディアの好奇心日報は12日、2016年に日本を旅行で訪れた外国人は約1308億円ものお菓子をお土産として購入し、そのうちの約40%が中国人が購入したものだったと紹介する記事を掲載し、中国人旅行客にお土産として人気のあるお菓子を紹介した。

 記事はまず、農林水産省の発表を引用し、16年に日本を訪れた外国人が購入した食品の金額は2897億円に達し、お菓子の購入には1308億円を費やしたと紹介。

 続いて、中国人旅行客が日本でお菓子を購入するために消費した額は「507億円で、全体の39%に達した」ことを伝え、日本各地にある空港免税店で人気のあるお菓子のお土産TOP3のなかに、中国人にとって人気エリアである「北海道」のお菓子が入っていたことを伝えた。

 では、なぜ日本のお菓子は、中国からの旅行客に人気があるのだろうか。記事は、「日本のお菓子はパッケージが一目で日本のお土産だと分かるデザインになっていることや、中身が個別に包装されていてお土産として配りやすい」ことなどを紹介した。さらに「エリア限定の商品を用意することで、旅行客としては購買意欲が掻き立てられる」と伝えた。

 日本のお菓子が人気の理由は様々あるだろうが、日本のお菓子は中国のお菓子に比べて非常に美味しい。また、どのお菓子を購入しても外れがないことも人気の理由とも言えるだろう。中国でも様々なお菓子やお土産が売られているが、予想した味と全然違うことが多々ある。日本にやってくる中国人は今後ますます増加するだろう。美味しいお菓子をお土産とすると同時に、良い思い出を持ち帰ってほしいものだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)