XFN-ASIAによると、9日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で、米国標準油種であるWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の9月物は、利益確定売りで4日ぶりに反落、前日比0.87ドル(1.4%)安の1バレル=63.07ドルで引けた。WTI9月物は8日、一時62.95ドルまで下がったが、その後、9日午前のシンガポール市場の電子取引(時間外取引)で、一時1バレル=64.27ドルを付け、過去最高値を更新していた。トレーダーの注目は10日に米エネルギー省が発表する米週間石油在庫の予測が増減入り混じっていることに移ってきている。

  また、ガソリンは一時、前日比3.46セント安の1ガロン=1.8224ドルとなり、暖房油は同1.28セント安の1ガロン=1.7766ドルで、それぞれ反落して引けた。【了】