日本各地にはそれぞれの街や地域の方々がこよなく愛し、磨き上げられてきた絶品グルメが必ず1つや2つ存在する。

しかしその絶品グルメは、ほとんどの場合地元の人にとっては「常識」や「当たり前」のため、その街や地域以外の人にはなかなか知られることがないのが、現状である。

今回ご紹介するのは、愛知県・安城市にある「北京本店」だ。

・すでに多くの有名人が来店
実はこちらのお店、知られざる地方グルメのお店ではないかもしれない。

その理由は多くの有名人が来店している点にある。

あの「まいうー」で有名な石塚英彦さんや、サンドイッチマン、高田純次さんなど、そうそうたる芸能人が訪れ、こちらの名物「北京飯」を味わっているのだ。





・魅惑の北京飯とは?
こちらのお店が誇る「北京飯」とは、この北京飯店でしか存在していないメニュー。

日本全国広しといえども、「北京飯」を味わうためには、東京でも大阪でもなく、愛知県の安城市に行かなければ味わう事ができないのだ。

北京飯とは、この北京本店のために作られた専用米を丁寧に炊き上げ、そのアツアツの御飯の上に醤油味のトロトロ玉子と豚肉の唐揚げがのっかった、完全無欠のオリジナル丼なのだ。


アツアツの丼をレンゲで一気にかき込めば、サクッとジューシーな豚肉の唐揚げと、アツアツ御飯、そしてトロトロの玉子が三位一体となり、えも言われぬ至福の瞬間をもたらしてくれる。


・たくさんの種類の北京飯が存在
実はこちらの北京飯、1種類だけではない。

通常の北京飯は豚肉の唐揚げが3枚だが、DX北京飯であれば6枚となる。

また、玉子が好きな方には、厚玉子北京飯という玉子の量が1.5倍になっているメニューもあるため、好みに合わせてオーダーが可能。それゆえ、自分好みの北京飯に出会うことも可能なのだ。

・あの名古屋で大人気のグルメ「台湾まぜそば」も北京本店バージョンで味わえる
こちらのお店にきて北京飯を味わった、という方で、さらに余裕がある、という方にオススメしたいのが、北京本店だけでしか味わえない「台湾まぜそば」、その名も「台湾まぜ北京そば」だ。

通常の「台湾まぜそば」は、モチモチの極太全粒粉麺と、しびれる山椒と辛味の強い台湾ミンチのハーモニーに、ニンニク・ネギ・ニラのパンチ、そして海苔と卵黄そして魚粉のコクやウマミが複雑に絡み合う逸品となっている。

しかしながら、こちらの「台湾まぜ北京そば」には他店ではお目にかかれないトッピングが加えられている。それが北京飯のトロトロ玉子だ。

辛くて痺れるスパイシーな台湾まぜそばに、醤油の甘辛い味わいのトロトロ玉子のトッピングは抜群の相性。

スパイシーな中にマイルドなウマミと甘みが加わった「台湾まぜそば」は、いくらでも食べ進められる、そんな味わいだ。

もし愛知県を訪れる事があるのであれば、安城市の三河安城駅でちょっと途中下車、という旅もよいのではないだろうか?

そこにはその場所でしか味わえない、そんな絶品ソウルフードが待っているに違いないのだ。

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お店 北京本店(ぺきんほんてん)
住所 愛知県安城市三河安城本町2-4-1
営業時間 11:00〜14:00 / 17:00〜21:30
定休日 月曜日