世界最大の先進国アメリカ。

そんなアメリカで朝型の仕事の仕方が好まれている理由は、最も頭の中がスッキリしていて集中しやすく、思考力的に最も効率的な時間帯が朝とされているからだそうです。

そのため、ちょっと日本では考えられませんが、ニューヨークの高速道路は午前5時ぐらいから混み始め、6時ごろには渋滞が起きるほど。

そんな朝が早いアメリカでは、『ドーナツで栄養を、コーヒーでカフェインを摂取』といわれているように、合理的なアメリカらしく忙しい朝の定番食として「ドーナツ」が国民食とされており、ニューヨークにある多くのドーナツショップが早朝の6時や7時から開店しています。

今回は、全米50州からそれぞれ一位のドーナツ屋さんが集まったサイト「THE BEST DONUT SHOP IN EVERY STATE」で、ドーナツ天国ニューヨーク州のNo.1ドーナツショップとして選ばれ、今ニューヨークで爆発的人気を誇っているドーナツ・ショップ「ドゥ(Dough)」を、ご紹介したいと思います。

ミシュランの三ツ星を獲得したニューヨークの有名レストラン「イレブン・マディソン・パーク」出身のメキシコ人パティシエ、ファニー・ジャーソン(Fany Gerson)が手掛けたこのお店は現在ニューヨーク市内に4店舗を構えており、現在ではニューヨーカーに絶大な支持を得ています。

こちらの本店はブルックリンのベッドフォード=スタイベサント(通称:ベッドスタイ(Bed-Stuy))というエリアにありますが、今回は2015年にオープンしたタイムズスクエアからすぐの「シティ・キッチン(City Kitchen)」という、とてもお洒落なホテルのフードコートにある店舗に行ってきました。

マンハッタンに滞在している間の朝食に、タイムズ・スクエアでのディナーの後に、などなど、大変使い勝手がいいのが、こちらのシティ・キッチン。

ブルックリンまで行く時間がない方も、ここに来ればドーナツ天国ニューヨークのニューヨーカーが認める人気ナンバー1のスイーツを堪能することが可能です。

人気のハイビスカス・ドーナツは、創業者の生まれ故郷メキシコから取り寄せているハイビスカスから抽出したエキゾチックな香りが漂うハイビスカス・クリームが乗っています。

お味のほうは、甘みと酸味のバランスが絶妙で、さっぱりとした味わいのドーナツです。

ドゥのドーナツは、創始者の「ドーナツは何かお祝いがあるときに食べる物」という理念の元、一般的なドーナツの大きさの約2倍ほどある特大サイズになっております。

初めてドゥのドーナツを手に持った瞬間は、その大きさにびっくりして食べきることができるか不安がよぎるかもしれませんが、意外にもふわっと柔らかい生地が甘すぎず、さらりと完食出来るほど食べやすいので、安心して色んな味に挑戦してみてください。

創始者イチオシのシナモンシュガー・ドーナツはシンプルで軽い甘さ。シナモンの香りがカリッと揚がったドーナツの表面と合わさりとても美味しいです。

またこちらの「シティ・キッチン」には他にも、ニューヨークで知らない人はいないほど有名なロブスターサンドウィッチのお店「LUKE’s(ルークス)」や、ニューヨークでのラーメンブームの火付け役一風堂がプロデュースするラーメン屋さん「KURO-OBI(クロオビ)」、それから手頃にお寿司が食べられるお寿司屋さん「AZUKI(アズキ)」や、新鮮な地元の食材を中心に使ったハンバーガー屋さん「Whiteman’s(ホワイトマンズ)」に、自家製トルティーヤを使用したメキシカンレストラン「GABRIELA’S TAQUERIA(ガブリエラズ・タケーリア)」などなど、たくさんの有名店が軒を連ねております。

マンハッタンのど真ん中・タイムズスクエア周辺でご飯に困った際には、ひとまずこちらの「シティ・キッチン」へ足を運んで見れば、地元ニューヨーカーに支持されている美味しい食事ができること間違いないでしょう。

朝食に、町歩きのお供に、ディナーの後に、是非特大ニューヨーカーサイズの絶品ドーナツを試されてみてはいかがでしょうか。

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名前 Dough(ドゥ)City kitchen at Row NYC (シティ・キッチン・アット・ロウ・ニューヨークシティ)
住所 700 8th Avenue at 44th Street New York, NY 10036
電話 1-347-533-7544(ドゥ・ブルックリン本店・工場)
営業時間 日-水曜日/6:30am-21:00pm 木-土曜日/-6:30am-11:30pm
ホームページ http://www.doughdoughnuts.com/