ガンバ大阪がホームで完敗を喫した

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[3.1 ACLグループリーグ第2節 G大阪1-4済州 吹田S]

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)の第2節が1日に行われ、グループHを戦うガンバ大阪はホームで済州ユナイテッド(韓国)と対戦し、1-4で敗れた。G大阪は1勝1敗。済州も1勝1敗となった。第3節は15日に行われ、G大阪はホームで江蘇蘇寧(中国)と対戦する。

 G大阪は2月22日に敵地で行ったACLの初戦のアデレード・U戦を3-0で快勝。2年ぶり9戦ぶりの勝利でACL白星発進を決めていた。J1リーグ開幕戦の甲府戦を挟んで中2日で迎えたゲームだったが、連勝を狙いたいところだった。

 前日会見で長谷川健太監督は「(メンバーに)大きな変更は考えていません」と話していたが、これまで固定だったメンバーからFW長沢駿に代えてDF金正也を起用。3バックシステムを採用し、韓国チームとの対戦に臨んだ。

 ただ前半から新システムが全く機能しない。前半5分の済州のFKはポストを直撃。同40分にあったFKからのヘディングシュートはGK東口順昭のビッグセーブで何とか凌いだが、押され気味の展開になった。

 すると前半43分、右サイドからのFKを与えると、DFチョン・ウンが蹴ったボールがゴール方向に。ニアサイドでクリアしに行ったMF遠藤保仁の頭をかすめると、そのまま逆サイドのゴールネットに収まる。

 さらに前半アディショナルタイム1分にはMFイ・チャンミンにもゴールネットを揺らされ、一気に2点のビハインドを背負うことになった。前半終了のホイッスルが鳴ると、不甲斐ないイレブンにG大阪サポーターは容赦ないブーイングを浴びせた。

 後半に入るとG大阪はMF井手口陽介を下げてFW長沢駿を投入。3バックは継続させるも、中盤を削って攻撃的に出た。しかし後半6分、G大阪は右サイドからのCKを与えると、クロスの折り返しからDFオ・バンソクにシュートを打たれる。最後はFWマルセロにコースを変えられてなすすべなし。重い3点目を献上した。

 G大阪は直後にDF藤春廣輝に代えてDF初瀬亮を投入。ただ流れは変わらず、G大阪にチャンスが生まれる気配はない。ついにはG大阪サポーターから試合中にもかかわらずブーイングが飛ぶ展開に。そして後半27分には集中力の欠如か、前に出ていたGK東口の位置を確認したMFイ・チャンミンにロングシュートを決められ、ダメ押しの4点目を奪われた。

 G大阪は後半31分に3枚目の交代枠を使い、遠藤に代えてMF泉澤仁をピッチに送り込む。終盤ようやくゴール前でのチャンスを増やすと、43分にPKを獲得。これをFWアデミウソンが決めて反撃する。しかしビハインドはあまりにも重く、一矢報いるのがやっとだった。G大阪がホームでまさかの完敗を喫した。




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