世界にはいくつも「人生で1度は見たい絶景」があります。

白と青の巨大な空間が広がるボリビアのウユニ塩湖や、アドリア海の真珠とも呼ばれる美しい街・クロアチアのドブロブニク、世界の湖岸で最も美しい街と呼び声高いオーストリアのハルシュタット、世界一美しい霊廟と呼ばれるインドのタージマハル、世界最大の珊瑚礁が美しいオーストラリアのグレートバリアリーフなど、数え上げればきりがありません。

そんな世界中の絶景の中から、今回は数々の「人生で1度は見たい絶景」の本の表紙になるほど有名な場所、中米ベリーズにある「ブルーホール」をご紹介しましょう。

ベリーズという国の場所はメキシコの東にあります。

メキシコのカンクンからバスで4時間南に行った場所で、中米・南米のほとんどの国がスペイン語圏のなか、珍しく英語圏の国なので、旅がしやすい国としても知られています。

ベリーズはなんといっても海の美しさが有名で、国の東側はカリブ海に面しており、美しいサンゴ礁があることから「カリブ海の宝石」と呼ばれるほど。

ここベリーズには世界第2位の大きさを誇るサンゴ礁があり、ベリーズサンゴ礁保護区として世界遺産にも登録されています。

この中のライトハウスリーフと呼ばれているサンゴ礁には直径313メートルの巨大な丸い形をしてるサンゴ礁があり、これをブルーホールと呼んでいます。

東京タワーが333メートルなので、ほぼ東京タワーと同じ大きさの直径の大きな丸い穴を想像してみると、その大きさをイメージできるかもしれません。

海と美しい珊瑚礁があるベリーズは世界的なダイビングスポットとしても有名です。

ブルーホールでダイビングをしたい人はベリーズシティ、もしくはベリーズにある美しい島「キーカーカー島」からダイビングツアーを予約することができます。(3ダイブ250ドル)

ただ、海に空いた直径313メートルの大きな穴、人生で1度は見たい絶景と言われているブルーホールを見るにはやっぱり上空から見るのがオススメです。
(200ドル)


セスナが出発するキーカーカ島から、ブルーホールまでは約25分のフライトです。

すると、人生で1度は見たい絶景と言われているブルーホールが眼下に広がってきます。

セスナは右と左にそれぞれ3回ほど旋回してくれますので、その間に写真を撮ることができます。

どこから写真を切り取っても美しい風景がそこにはありました。

写真で何度も見ていたあの絶景は、実際目で見てみると更に美しく、海の綺麗さとサンゴ礁が作り出す自然の壮大さに感動するはずです。

約1時間と少しの空中の旅はあっという間に終わってしまいますが、心のシャッターで切り取った絶景は、見る人の心の中に一生残ってくれるに違いありません。

中米に出かけた際は是非ベリーズに訪れて、人生で1度は見たい絶景を堪能してみてはいかがでしょうか?

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