白樺学園高等学校(北海道)
■スピードスケートの超名門!白樺学園とは?北海道河西郡芽室町にある白樺学園は1958年旧帯広図書館を仮校舎として、帯広商業高等学校という校名で創設され、その後1965年に現在の校名に改称された。主なOBとしてスピードスケートの清水 宏保選手などスピードスケートのオリンピック選手を数多く輩出している。
野球部は2006年夏、2011年夏、2015年夏の三回甲子園に出場した経験を持ち、今秋の大会でも2回戦で北海道を制し、明治神宮大会でもベスト4に入った強豪札幌第一を1点差に追い詰める好ゲームを見せ、北北海道を引っ張る存在となっている。
■白樺学園の元気印!現在、部員は1年生23名、2年生19名の総勢42名で活動中。練習環境も野球部専用のグランドの他にも、室内練習場を完備するなど優れた環境下で練習に励むことができる。
主将の阿部 優人選手にこのチームのウリについて伺うと「明るい雰囲気」「仲の良さ」「意識の高さ」をあげてくれた。そんなチームのウリの一つである「明るい雰囲気」の源とも言える選手が溝江 亮介選手。溝江選手はチームのムードメーカとしてきつい練習でも苦しい時もチームを盛り上げて鼓舞する存在だ。
■秋の大会を振り返って秋季大会を振り返ると十勝支部予選では3試合で27得点と打線が大暴れした。中でも牧 海斗選手、小笠原 悠真選手、佐藤 槙平選手ら上位打線が得点の多くを叩き出した。さらにエースの牧野 憲伸選手が「無失点にこだわる」というチーム内でテーマを掲げる中、全試合しっかりと投げ抜いた。
しかし全道大会1回戦の札幌第一戦では自らのミスや詰めの甘さが出た試合となり、再三チャンスを作るもあと一歩及ばず惜敗。阿部主将は「バントなどの細かいミスをなくして、点を取れるところでしっかり点を取れるようにしたい」と語った。
■今後の熱い意気込み!このオフシーズンは全選手のパフォーマンスの向上、チーム力の向上を目標に、校内での1週走やパワーマックスと呼ばれるトレーニングを行っている。この冬を越えた先の目標について伺うと春はチームとして初めての全道優勝を狙い、夏は甲子園に出場し、先輩たちより上に行くことだと話す阿部主将。「2年生にとっては最後の冬になるので1日1日野球に向き合い無駄のない練習をして行きます」と力強く語った。
副主将に聞いた冬の取り組み!ここからは、副主将の小笠原 悠真選手と同じく副主将の佐藤 槙平選手のお二人にお話を伺いました!
阿部 優人主将、小笠原 悠真副主将、佐藤 槙平副主将(白樺学園)
Q. 秋季大会を振り返って、課題に感じた部分は何ですか?
小笠原:バッティングです。フライを上げてしまうことが多かったのでそこが課題です。佐藤:チーム力が足りず、チャンスで一本でなかったところだと思います。
Q. この冬はどのようなトレーニングに励んでいるのですか?
小笠原:体を作り、スイングする力を身につけて長打を打てるようにしたいです。佐藤:体づくりを中心にヘッドスピードや守備力などパフォーマンスを向上させていきたいです。
Q. 野球をするうえでモットーにしている好きな言葉はありますか?
小笠原:「感謝」です。佐藤:冷静な判断をモットーにしています。
Q. ではチームの好きなところや、ここは他のチームに負けない!というところを教えてください。
小笠原:常に雰囲気がよく明るく、時には厳しい声かけができるところですね。佐藤:チーム内での雰囲気の良さです。
Q. 最後に、このオフシーズン、「自分はここまで成長するぞ!」という熱い意気込みをお願いします!
小笠原:全国No.1ショートになる!佐藤:全国の選手に差をつけ、上で通用するような4番らしい「白樺史上最高の4番」になります!
小笠原選手、佐藤選手、ありがとうございました!
4度目の甲子園を目指して亀田 直紀部長先生にお話を伺いました!
Q. 新チームが始まってから、どのようなテーマをもってチーム作りをされて来たのでしょうか?
投手を含めた守りの野球を目指してやってきました。この冬は体作りと技術の向上をテーマにしています。
Q. 最後に、厳しい冬の練習に挑んでいる選手たちにメッセージをお願いします!
厳しい練習を乗り越えた先に栄光があることを忘れずに。4度目の甲子園に向かって突き進んで欲しい。
亀田先生、そして白樺学園高校野球部の皆様ありがとうございました!
今年も大好評!【冬が僕らを強くする 特設ページ】各チームのページ下部にあるフォトギャラリーもお見逃しなく!