【世界のカフェ】シンガポール・アラブストリートにある「メゾン・イッコク」という名のカフェに行ってみた
多民族国家ゆえ、さまざまな文化に気軽に触れられるのが醍醐味のシンガポール。シンガポールを観光するなら、必ず訪れたい場所のひとつが「アラブストリート」です。
アラブストリートとは、MRTブギス駅周辺のイスラム色の濃い一画のことで、シンガポール最大かつ最古のモスク「サルタンモスク」が目印。
アラブストリートは昔からの観光地ですが、近年おしゃれなカフェやショップが増え、トレンドの発信地としても注目されているんですよ。
アラブストリート地区にあるおしゃれカフェのひとつが、「メゾン・イッコク」。
なんだか、懐かしの漫画を連想してしまう名前ですが、シンガポールのカフェ、「メゾン・イッコク」とはどのようなところなのでしょうか。
「メゾン・イッコク」は、サルタンモスクのすぐ近く、カンダハール・ストリートにあります。優雅なショップハウスが並ぶ光景は、まるでヨーロッパのよう。
店内のお客さんは男女半々。居心地のいいシックなインテリアが、男性にも女性にも支持されています。
一見シンプルな内装に見えますが、天井から家具が吊り下げられていたりと、ちゃっかり遊び心もある楽しい空間。
「メゾン・イッコク(Maison Ikkoku)」は、「今この瞬間の家」という意味合いを、フランス語と日本語で表現したもの。「この場に人々が集まって、その一瞬一瞬を楽しんでほしい」というオーナーの願いから、そう名付けられたのだそうです。
日本の有名バリスタ・澤田洋史氏の監修を受けたこだわりのコーヒーがいただけるとあって、地元の若者や在住外国人に人気を集めています。ドリップ、フレンチ・プレス、サイフォンなど、好みの淹れ方を選べるのも、コーヒー好きには嬉しいですね。
写真は、カフェラテと抹茶のlava(溶岩)ケーキ。
なぜ「溶岩」かというと、温かいケーキにフォークを入れると、中からとろりとした抹茶チョコレートクリームが流れ出してくるんです。
ラテの苦味と、濃厚で香り高い抹茶クリームは相性抜群。
ドリンクとケーキのほかに、朝食セットやサラダなどの軽食もいただくことができます。
シンガポール・アラブストリートにあるカフェ「メゾン・イッコク」。特にあの有名漫画と関係があるというわけではありませんが、その名にこめられた思いの通り、素敵なひとときを過ごせる珠玉のカフェだったのです。
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<お店の情報>
名前 メゾン・イッコク(Maison Ikkoku)
住所 20 Kandahar Street Singapore 198885
公式サイト http://www.maison-ikkoku.net