「点を取りたい」阿部がG大阪から川崎Fへの移籍を決意した単純かつ最大の理由
初めての移籍、初めての関東での生活に不安がないわけではなかった。G大阪から完全移籍で川崎フロンターレに加入したMF阿部浩之は新体制発表記者会見で「生まれも育ちも関西で、こっち(関東)に来るのは不安でしかなかった」と冗談交じりに明かすと、「でも、チームメイトのみんながよくしてくれて、今日もサポーターの皆さんが暖かく迎えてくれて、今は不安がなくなって楽しみしかないです」と笑顔でアピールした。
「魅力的なサッカーをする川崎にあこがれて加入を決断した」。移籍の理由をそう語った阿部は「個人的な目標はゴールやアシストをいっぱい取ること。それが1試合1試合の勝利につながるし、タイトルにつながっていくと思う」と、ゴールへの意欲を口にする。
それこそが、移籍を決意した最大の決め手だった。「得点を取りたい、ゴール数をもっと増やしたいというのがあって、それを一番実現できるのがこのチームだと思った」。理由は単純明快。タレントぞろいのパサーやアタッカーがひしめく中で、自分自身の特徴をどう生かすか。すでに始まっている宮崎キャンプで、その手応えはつかみつつある。
「(練習から)斬新というか、新鮮な部分を感じている。それを吸収すれば間違いなく自分のプラスになる。僕も良さも消さずに、川崎のサッカーを取り入れられれば」。昨季のJ1リーグ戦はチャンピオンシップ準決勝で敗れ、天皇杯も準優勝。あと一歩でタイトルを逃し続けるチームにとって、G大阪で数々のタイトルを獲得してきた阿部の経験値は大きな意味を持ってくるはずだ。
背番号は8に決定。1217人のサポーターが詰めかけた会場で真新しいユニフォーム姿を披露し、「タイトルを取ってきた経験を生かして、川崎で何が何でもタイトルを取りたい。みんなでタイトルを取って喜び合いましょう」と力強く宣言した。
(取材・文 西山紘平)
●2017年Jリーグ移籍情報
●2017シーズン新体制&背番号一覧
それこそが、移籍を決意した最大の決め手だった。「得点を取りたい、ゴール数をもっと増やしたいというのがあって、それを一番実現できるのがこのチームだと思った」。理由は単純明快。タレントぞろいのパサーやアタッカーがひしめく中で、自分自身の特徴をどう生かすか。すでに始まっている宮崎キャンプで、その手応えはつかみつつある。
「(練習から)斬新というか、新鮮な部分を感じている。それを吸収すれば間違いなく自分のプラスになる。僕も良さも消さずに、川崎のサッカーを取り入れられれば」。昨季のJ1リーグ戦はチャンピオンシップ準決勝で敗れ、天皇杯も準優勝。あと一歩でタイトルを逃し続けるチームにとって、G大阪で数々のタイトルを獲得してきた阿部の経験値は大きな意味を持ってくるはずだ。
背番号は8に決定。1217人のサポーターが詰めかけた会場で真新しいユニフォーム姿を披露し、「タイトルを取ってきた経験を生かして、川崎で何が何でもタイトルを取りたい。みんなでタイトルを取って喜び合いましょう」と力強く宣言した。
(取材・文 西山紘平)
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