栄養士は食べないようにしている「太りやすいおつまみ」3つ

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1日の終わりに自宅でビールでサクッと晩酌するのを密かに楽しみにしている……。そんな女性のかたも結構いらっしゃるのではないでしょうか。お酒自体のカロリー(アルコール由来のもの)は直接脂肪には変わりづらいと言われていて「お酒で太った!」というのは実はおつまみで太っている場合がほとんどです。

そこで今回は管理栄養士の筆者が、太る原因になってしまう可能性があるおつまみを3つご紹介したいと思います。

■1:意外に皮は糖質「餃子」

コンビニでも手軽に入ってビールにもよく合う餃子。1個あたりのカロリーがそれほど高いわけではありませんが、その食べやすさからつい食べすぎてしまいがちです。

また、皮の部分は糖質を含む小麦粉を使っているため、夜遅い時間に食べると脂肪に変わりやすくなります。

■2:油をたっぷり吸っている「フライドポテト」

フライドポテトの原料であるじゃがいもは糖質を多く含む食べものなので、これも遅い時間に食べるのはあまりオススメできません。さらにフライドポテトは揚げている油をたっぷり吸っているので、カロリーも高くなります。

また、塩気が強いものは喉が乾きやすく、お酒も進みやすくなります。同様の理由でポテトチップスも注意したい食べものです。

■3:名前はサラダだけど…「ポテトサラダ」

こちらもフライドポテトと同じじゃがいもが主原料の食品です。名前こそ“サラダ”とついていますが、マヨネーズなどの油が使われており、カロリーも高め。

しかもこのほのかな酸味と塩味、油の風味が揃うことにより、ついつい止まらなくなって食べてしまいます。たとえば、同じ量のじゃがいもをただふかして食べる場合を想像してみると、その食べやすさが想像できると思います。

特に夕食後に晩酌をする場合はお腹は食事で満たされていると思います。しかし、そんなときでも塩や油などの風味が加わった食べものであればお腹いっぱいでも食べられてしまうので、おつまみはなるべくあっさりした枝豆やナッツ類などの方が食べ過ぎの心配が減らせるのです。

いかがでしたか。自宅での晩酌は誰に気を使うでもなくリラックスできるひとときですが、少しはおつまみに気を使ってみると体重という余計な悩みからも開放されるかもしれませんよ。

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※ szefei / Shutterstock

【筆者略歴】

圓尾和紀

“日本人の身体に合った食事を提案する”フリーランスの管理栄養士。TVや雑誌の出演、講演、執筆、カウンセリングなどで活動中。「カラダヨロコブログ」は月間アクセス20万以上。