これぞ“うなぎ”パワー!?この日8アンダーの大爆発で単独首位に立ったフォン・シャンシャン(撮影:米山聡明)

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<TOTOジャパンクラシック 2日目◇5日◇太平洋クラブ美野里コース(6,646ヤード・パー72)>
 2日目を迎えた「TOTOジャパンクラシック」。アン・ソンジュ(韓国)が“65”を叩きだすなど次々とビッグスコアが生まれる中、今日のベストスコアを出したのはフォン・シャンシャン(中国)。「今日は何度もチャンスにつけられた」と8バーディ・ノーボギーの“64”。スコアを8つ伸ばし、トータル11アンダーの単独首位に浮上した。
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 シャンシャンは前半だけで3つのバーディを奪うと、折り返しての12番から3連続バーディ。さらに17番も沈めて迎えた18番では4.5mのパットを決めてバーディフィニッシュ。「7アンダーで最終ホールに来て。どうしても決めたいパットだった。入って良かった」と親指を立てた。
 かねてより日本ツアーにスポット参戦しているシャンシャンにとって、日本のお気に入りのレストランに行くことは来日時の楽しみの1つ。好きな日本食はすき焼きなど多岐にわたるが、昨日チョイスしたのはうなぎだ。
 うなぎと言えば昨年の「ニトリレディス」「ゴルフ5レディス」で2連勝をした時に食べていたことから、イ・ボミ(韓国)が金曜日にうなぎを食べて縁起をかつぐのはファンの間では有名な話。狙ったわけではないだろうが、そんな日本の賞金ランク1位と同じ、土用の丑の日ならぬ“金曜の丑の日”でまさに順位もうなぎ登りとなった。
 先週の「サイム・ダービーLPGAマレーシア」で16勝目を挙げたシャンシャンだが、2週連続優勝は自身の記憶にはないという。それでも「達成できたら最高ですが、あまり意識せずにいきたいですね。1打1打集中していきたい」と気負うことなく、これまで通りのゴルフで最終日に臨む。
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