トニー・アイオミ、がんから順調に回復中

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 ギタリストであるトニー・アイオミ(68)ががんから回復中のようだ。ブラック・サバスのギタリストとしても知られるトニーは、2013年に悪性リンパ腫と診断されたものの治療が成功していることをとても喜んでいるそうで、今後再発の可能性があることは分かっている一方で、健康でいられるとも感じているようだ。

 トニーは「ヨーロッパ公演が終わってすぐに病院へ戻ったんだけど、今のところすべてが順調なんだ」「僕は回復の方向に向かっているし、この状況がずっと続くことを願うよ」「化学療法とその後の治療が上手くいったみたいなんだ。でもいつか再発することは分かっているよ」と状況を説明した。再発した場合の早期発見を目指して、今後も6週間に一度の血液検査と定期的な検診を受けることになるという。

 オジー・オズボーンとギーザー・バトラーと共にブラック・サバスとして活躍するトミーは以前、来年1月に現在敢行中のツアーが終わった際にはツアー活動を止めるつもりであると明かしていた。しかし、体調が順調に回復していることで現在はツアーの延長も検討しているとみられている。

 オジーは先日、「俺たちは80公演やっているんだ。十分な数だよ。でも俺としてはあと何公演か増やしてもかまわないね。見に来られない人はたくさんいるからね。でも実現は難しいかな」と話していたため、トニーが体力的に可能であるならオジーが乗り気であることは間違いなさそうだ。