オジー・オズボーン、ボブ・デイズリーによる訴訟を嫌がらせだと非難

写真拡大

 オジー・オズボーン(67)がベーシストのボブ・デイズリー(66)による訴訟が「嫌がらせ同然の行為」だと非難した。オジーとオジーの経営するブリザード・ミュージック・リミテッド社は、ヒット曲『クレイジー・トレイン』の未払いの印税を巡って元バンドメンバーのボブから訴えられている。

 ボブは1980年にリリースされたオジーのソロデビューアルバム『ブリザード・オブ・オズ〜血塗られた英雄伝説』からのファーストシングルであった同曲からの印税が約200万ドル(約2億円)未払いだとしているが、それに対しオジーはボブのその楽曲への貢献に対してはすでに大金が支払われており、ボブはこれまでに何度もお金を取ろうと試みながらも失敗してきているとコメントを出した。

「過去36年間に渡ってデイズリー氏は半年ごとに印税報告書と小切手をブリザード・ミュージックから受け取っており、その何百ドルにものぼる金額は毎回現金化されています」「デイズリー氏は長年数社の監査会社を通してブリザード・ミュージックの口座に監査を入れていますが、何も食い違うところは発見されていません。以前にもイギリスとアメリカで訴訟を起こされたことがありますが、両方の機会とも棄却されていました」

 そしてさらに、ボブが引退後の生活資金を手に入れようとしているだけなのは分かるとしながらも、今回の訴訟はオジーの現在も続く成功への嫉妬心に基づいた嫌がらせだと続けた。

 へヴィメタルの名曲『クレイジー・トレイン』は何作ものアルバムでオジーの作曲パートナーであったボブとオジーのほか、故ランディ・ローズが作曲者として明記されている。