貞子の“タレント化”が加速、今度は恋愛グラビアに挑戦
ジャパニーズホラー界の歴史に残るであろう異色のコラボ対決が実現した映画「貞子vs伽椰子」が6/18(土)公開される。同作に登場する貞子は不気味な長い髪をたらし、テレビから這い出る恐ろしい姿がホラーアイコンとして定着。しかし最近、貞子の“タレント化”が止まらないと話題だ。始球式への登板、政見放送をもじったPR活動、公式ツイッター、フィギュア化。さらに、本日週刊ジョージアのグラビアでついに恋愛グラビアに挑戦している。
【写真を見る】こんな乙女な貞子見たことがない!手をにぎられ照れる貞子/(C)福本邦洋
貞子が出演したのは、山田孝之が表紙を飾るスマホマガジン「週刊ジョージア」のグラビア企画「純愛フォトノベル 妄想カノジョ」のスピンオフ企画。毎号、一人の女性タレントが妄想の相手役を演じ、切ない純愛物語を高画質の写真で紡ぐグラビア企画だ。
今回は、そんな同企画のスペシャルスピンオフとして、ここ最近タレント化が進む貞子に出演オファー。初めての本格グラビア、しかも恋愛テーマという異色の企画が実現した。
撮影テーマは「乙女な貞子の純愛」。渋谷を徘徊する貞子と出会った青年が、具合が悪いと勘違いし彼女を介抱。ひょんなことからデートに発展し、心を通わせていく(?)というストーリー。
撮影は、渋谷のスクランブル交差点、代官山のカフェ、浅草花やしき、東京スカイツリーを望む隅田川沿いで行われた。普段のタレントロケ撮影同様、暗幕の張ったロケバスで各地を移動。さすがの知名度の貞子、外に出るとすぐに通行客に囲まれ写メ撮影の嵐に。映画関係者が必死に彼女をかばいながらの撮影は、まさに大物女優の風格だった。
また、遊園地デートのシーンは、浅草花やしきの全面協力を得て撮影。一般の来園者に配慮し、子どもが少なくなる夕方以降にロケを行ったが、偶然園内で貞子に出会った一般客の親子は「突然、貞子がいてびっくりしましたけど、意外と(花やしきと)違和感ないですね」と不思議なコラボレーションを満喫。一方、花やしきの広報担当は「これまでいろいろな撮影にご協力してきましたが、今回の撮影の話を聞いてスタッフがざわつきました」と苦笑いしていた。
恋愛グラビアにまで挑戦した“タレント貞子”が、今度は何で我々を驚かせてくれるのか。次なる一手は、今週末の映画のヒットにかかっているのかもしれない。【東京ウォーカー】