修羅場でドン引き「私はコレで別れました」

あなたは修羅場を経験したことはありますか？　恋愛関係の終わりには付きものの、気まずい別れ。人によっては、ハードすぎる体験をしているようで……。今回は「ドン引き」シリーズ修羅場編として、男と女の痴情のもつれエピソードをご紹介します。

修羅場でドン引き「私はコレで別れました」

出会ったときは想像しなくても、やって来るときはやって来る「別れ」。
どんなにラブラブだった2人でも、別れるときは、すんなりいかないのが世の常です。
いや、逆に、熱愛の2人だったからこそ、別れるときはドロドロの修羅場というパターンも。

しばしば、「離婚は結婚の何倍もエネルギーを使う」と言われるように、関係を終わらせるのは「大仕事」です。
修羅場の話はあっても、キレイに別れた話なんて滅多に聞かないですし。
いったい、みなさんはどんな別れ方をしているんでしょうか？

「数回関係のあった社内の不倫相手に終わりを告げたら、その場で人事に電話された。止める間もなく……。社内不倫はやめとけば良かったと、つくづく思った」（50代・男性）

「駅のホームでごめんなさいして別れようとしたら、相手がしゃがんで立ち上がらない。電車に乗って逃げるわけにもいかず、困った。ちなみに相手は40代の男性です。別れられて良かった」（30代・女性）

「前カレにもう嫌だって言ったら、そいつの部屋に軟禁みたいにされて、2日間説教された。別れるのはおかしい、みたいな内容で。気が変になりそうだった。説教しながら、菓子パンとかくれた。今思えば、笑える」（20代・女性）

「1年ぐらい付き合った彼女がいきなり連絡ナシになった。その前から、週イチ→月イチ→2ヵ月に1回と会う頻度が減っていたけど、徐々にメールも電話も来なくなって。いわゆる自然消滅？　なんかこっちから聞くのも気が重くてそのままにしている。てか、無責任すぎじゃね？　腹立つんですけど」（20代・男性）

「デートの夜、待ち合わせの店に行ったら、彼女の隣に別の男が座っていた。“これからはオレが彼女の面倒見るんでヨロシク”と言われて、頭が真っ白。完全に元カレ扱いで話が進行してて、口を挟む余地もなく強制終了。自分はヘタレですか？」（30代・男性）

「W不倫してました。子どもの小学校のPTAの会合の後、自宅に帰ったら、玄関ドアに貼紙がしてあった。“不倫女がいます”と。顔面が青ざめました。もちろん、不倫相手に事情を話して別れました。すんなり終わりが来ました（苦笑）」（40代・女性）

「深夜残業をしてタクシーで自宅に帰ったら、マンションのドアの前に、自分の荷物がスーツケースや旅行用ボストンに入れられて積んであった。ドアのチャイムを鳴らしても、妻は無反応。連日深夜残業したオレが悪いんですか？　セックスレスがいけないんですか？　子どもの運動会に行けなかったのを恨んでるとか？」（40代・男性）

「彼女に別れを切り出したら、いきなり電話口で号泣。会話もできないまま、何時間も彼女の鼻をすすり上げる音を聞くはめに。勘弁してくれよ」（30代・男性）

「前に付き合ってたのがDV男。いつも青タンをつけて泣きながら深夜のコンビニに行ってたら、バイトのおじさんに同情されるように。気づいたDV男がコンビニに来て、店内でケンカになった。おじさんはボコられましたが、店内のカメラに全部写ってたので、被害届も出して無事に別れました。今はそのおじさんと付き合ってますが、38歳でハロワ通いのコンビニバイトなんですよね……。DV男よりはいいけど」（20代・女性）

いやはや、あまりに強烈な別れを経験してしまうと、次に付き合う前から別れが怖くなってしまいますね。

付き合った期間が長ければ、当然、別れるにも時間がかかるようです。
一説によれば、精神的にケリをつけるのも含め、別れるのに必要な期間は、付き合った期間の半分ぐらいだそうです。
そうすると、20年間夫婦だった場合、10年もかかるんですね……。

ああ、恐ろしい。

文／ガンガーラ田津美