水樹奈々「空飛ぶホウキに乗って歌唱@東京ドーム」の裏側
声優・歌手として活躍する水樹奈々が、自身がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組で、4月9、10日に行った2度目の東京ドーム公演「NANA MIZUKI LIVE GALAXY 2016」をふりかえりました。ホウキで飛行しながらの歌唱では、魔法少女のすごさを実感したそうです。
(TOKYO FM「水樹奈々のMの世界」4月18日放送より)
【空飛ぶホウキは「痛かった!」】
ライブ中、空飛ぶホウキにまたがって歌唱した水樹。「痛かったのでしょうか?」という番組スタッフの質問に、「ご名答!」との返事。実はこんな裏話があったそうです。
「ホウキには、(柄の部分に添え木のようにした)巨大かまぼこ板のようなものが仕込まれていたんです。普通、そこにお尻を乗せると思うじゃないですか。ホウキだけだと、筒状になってますし細いから安定がとれないわけですよ。だから、『そこにお尻を乗せるのね』と思って乗せたら、『違います、水樹さん。そこには足を引っ掛けてください』と(スタッフさんが)言うんですよ。私はハーネスを装着して、上のバルーンから吊るされている状況で、お尻は浮いているんです。だから、膝で引っ掛けるようにして、そのかまぼこ板のような巨大版を(脚で)ガッとつかむ。それでぶれないように安定をとっていたんです。なので、2日間終わったら、膝の裏とももの内側(膝に一番近いところ)が、あざだらけ(笑)。めっちゃ痛かったんです」
声優としては魔法少女役も演じたことがある水樹からは、こんな感想も飛び出しました。
「魔法少女って大変だな……って思いましたよ。みんな、魔法少女は体幹がすごい! 腹筋も、ものすごいことになっていると思います」
【全力疾走での「POWER GATE」、胸によぎった思い出】
今回の2daysライブのテーマは、1日目が「GENESIS」で、2日目が「FRONTIER」。初日は創世記がテーマということで、デビューから7年間の楽曲がたっぷりセットリストに盛り込まれていました。ライブ中に胸によぎった楽曲について水樹に聞いてみたところ……。
「なんといっても、『POWER GATE』ですね。Wアンコールの、最後に歌った曲なんですけど。もう、この曲との出会いが歌手としての水樹奈々の活動を大きく変えた1曲なので、『これを絶対ラストに歌いたい!』と思っていました」
さらに楽曲制作時には、こんな苦労もあったそうです。
「『LOVE&HISTORY』との2枚同時リリースだったんですね。『こういうイメージの曲にしたい』というのは、私と三嶋さん(キングレコードのプロデューサー)の中ではしっかりとあったけれど、締切間際までイメージした曲があがってこなかったんです。『このままでは、自分たちが100%納得してリリースできない。どうしよう……』って思っているときに、三嶋さんが『(音楽プロデューサーの)矢吹(俊郎)さんのところに行ってくる!』って」
このとき、矢吹さんがストックしていたデモテープの中に、『POWER GATE』があったのだとか。しかし、今のバージョンとはちょっと違っていたそうで……。
「実は最初、冬の歌詞がついていたんです。春の歌詞じゃなかったんです。もうちょっとマイナー調の曲。サビは、寂しげに終わるような、冬を感じさせるようなかたちだったんです。三嶋さんがピンときて、『この曲を春の歌としてリリースしたいんです! みんなの応援歌みたいな』って言って……。急遽サビのメロディをちょっと変えて、歌詞も全部春のものに書き換えて、私をイメージして矢吹さんが書いて……。これだ!というものが出来上がって、三嶋さんが『すごいのが出来たよ!』と届けてくれたのがこの曲だったんです。私も “ひと耳ぼれ”して……。『うわぁ!』って。そのときのことをすごく思い出しながら、(今回のライブでは)全力疾走して歌っていました」
さて、4月25日(月)の「Mの世界」は、東京ドーム公演の2日目をふりかえります! どうぞ、お楽しみに。
【あわせて読みたい】
★三浦翔平「”それ、無理でしょ!”と思ったドラマの脚本とは?」(2016/4/25) http://tfm-plus.gsj.mobi/news/zisl0wmCp1.html
★サカナクション山口 全国ツアー終了「解散も考えた」(2016/4/22) http://tfm-plus.gsj.mobi/news/JAGCWEBhGy.html
★「悟りを開きかけた」水樹奈々とバックバンドが語る、あのライブの思い出(2016/4/18) http://tfm-plus.gsj.mobi/news/HHmP7UgJt5.html
<番組概要>
番組名:「水樹奈々のMの世界」
放送日時:月曜日深夜1:00〜1:30
パーソナリティ:水樹奈々
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/7
番組公式Twitter:@m20081001 https://twitter.com/m20081001
(TOKYO FM「水樹奈々のMの世界」4月18日放送より)
声優・歌手として活躍する水樹奈々
【空飛ぶホウキは「痛かった!」】
ライブ中、空飛ぶホウキにまたがって歌唱した水樹。「痛かったのでしょうか?」という番組スタッフの質問に、「ご名答!」との返事。実はこんな裏話があったそうです。
「ホウキには、(柄の部分に添え木のようにした)巨大かまぼこ板のようなものが仕込まれていたんです。普通、そこにお尻を乗せると思うじゃないですか。ホウキだけだと、筒状になってますし細いから安定がとれないわけですよ。だから、『そこにお尻を乗せるのね』と思って乗せたら、『違います、水樹さん。そこには足を引っ掛けてください』と(スタッフさんが)言うんですよ。私はハーネスを装着して、上のバルーンから吊るされている状況で、お尻は浮いているんです。だから、膝で引っ掛けるようにして、そのかまぼこ板のような巨大版を(脚で)ガッとつかむ。それでぶれないように安定をとっていたんです。なので、2日間終わったら、膝の裏とももの内側(膝に一番近いところ)が、あざだらけ(笑)。めっちゃ痛かったんです」
声優としては魔法少女役も演じたことがある水樹からは、こんな感想も飛び出しました。
「魔法少女って大変だな……って思いましたよ。みんな、魔法少女は体幹がすごい! 腹筋も、ものすごいことになっていると思います」
【全力疾走での「POWER GATE」、胸によぎった思い出】
今回の2daysライブのテーマは、1日目が「GENESIS」で、2日目が「FRONTIER」。初日は創世記がテーマということで、デビューから7年間の楽曲がたっぷりセットリストに盛り込まれていました。ライブ中に胸によぎった楽曲について水樹に聞いてみたところ……。
「なんといっても、『POWER GATE』ですね。Wアンコールの、最後に歌った曲なんですけど。もう、この曲との出会いが歌手としての水樹奈々の活動を大きく変えた1曲なので、『これを絶対ラストに歌いたい!』と思っていました」
さらに楽曲制作時には、こんな苦労もあったそうです。
「『LOVE&HISTORY』との2枚同時リリースだったんですね。『こういうイメージの曲にしたい』というのは、私と三嶋さん(キングレコードのプロデューサー)の中ではしっかりとあったけれど、締切間際までイメージした曲があがってこなかったんです。『このままでは、自分たちが100%納得してリリースできない。どうしよう……』って思っているときに、三嶋さんが『(音楽プロデューサーの)矢吹(俊郎)さんのところに行ってくる!』って」
このとき、矢吹さんがストックしていたデモテープの中に、『POWER GATE』があったのだとか。しかし、今のバージョンとはちょっと違っていたそうで……。
「実は最初、冬の歌詞がついていたんです。春の歌詞じゃなかったんです。もうちょっとマイナー調の曲。サビは、寂しげに終わるような、冬を感じさせるようなかたちだったんです。三嶋さんがピンときて、『この曲を春の歌としてリリースしたいんです! みんなの応援歌みたいな』って言って……。急遽サビのメロディをちょっと変えて、歌詞も全部春のものに書き換えて、私をイメージして矢吹さんが書いて……。これだ!というものが出来上がって、三嶋さんが『すごいのが出来たよ!』と届けてくれたのがこの曲だったんです。私も “ひと耳ぼれ”して……。『うわぁ!』って。そのときのことをすごく思い出しながら、(今回のライブでは)全力疾走して歌っていました」
さて、4月25日(月)の「Mの世界」は、東京ドーム公演の2日目をふりかえります! どうぞ、お楽しみに。
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★「悟りを開きかけた」水樹奈々とバックバンドが語る、あのライブの思い出(2016/4/18) http://tfm-plus.gsj.mobi/news/HHmP7UgJt5.html
<番組概要>
番組名:「水樹奈々のMの世界」
放送日時:月曜日深夜1:00〜1:30
パーソナリティ:水樹奈々
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/7
番組公式Twitter:@m20081001 https://twitter.com/m20081001