JOY 芸能人の被災地支援への批判について考える

高橋みなみがパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「高橋みなみの『これから、何する？』」の4月25日の生放送は、たかみなに代わりJOYさんが代演パーソナリティを担当。「震災時の芸能人のあり方」について取り上げました。

「これはすごく難しいことだと思います」というJOYさんは、「寄付をしても売名行為と言われ、ツイッターで役に立ちそうな情報を流しても悪いように言われてしまいます。行為自体はたくさんの人が救われるすばらしいことだと思います」と、芸能人の行いが一部の人たちにポジティブに捉えてもらえない状況を嘆きました。

そして、熊本で被災した井上晴美さんがブログで状況を報告していたことへの非難についても触れ、「ただでさえ心が傷ついているのに、塩を塗るような行為は本当にひどいことだと思います。芸能人の書き込みを批判する時間があったら、発信する側にまわってほしい。どんな小さなことでも自分ができることは必ずあると思います」と呼びかけました。

現時点では、ツイッターやインスタグラムを使ってメッセージを送ることしかできていないというJOYさんは、「この震災が落ち着いてきてからも、とても大事です。東日本大震災でもまだ仮設住宅で暮らしている方がいて、なにも解決していません。この震災も長い目で見据えて、ひとりひとり何ができるのかを考えていくことが必要だと思います。僕も、被災地のことを忘れずに、毎年少しずつでも協力できていけたらと思っています」と長期的な支援が大切であることを訴えました。