中国のネット上では、何かと日本の女性に関する話題を目にする。日本の女性を嫁にもらったらどうだとか、日本の女子高生のスカートが短いだとか、そして日本の「女優」についてとか……。中国メディア・新浪は18日、現在ネット上で人気を集めている2人の日本人女性を紹介する記事を掲載した。テーマは「いくら食べても太らない」、「太っていてもオシャレ」だ。

 「いくら食べても太らない」として記事が紹介したのは、ユーチューブ(Youtube)などの動画サイトで話題になっている「大食い女王」の木下ゆうかさん。大量のハンバーガーや巨大丼などを平らげる画像を掲載するとともに、「1度の食事で2万キロカロリーを摂取」、「彼女の最も嫌いな言葉は『食べきれない』だ」、「彼女の胃は66倍にも膨れることができる」などと紹介している。

 かたや、「太っていてもオシャレ」とされているのは、インスタグラム(Instagram)で強い人気を誇っている、ぽっちゃり系タレント・渡辺直美さんだ。記事は「157センチ、100キロ」とそのプロポーションを紹介したうえで「肥満が恥とされる日本において、彼女のコミカルさに観衆がすっかり感染し、急速に人気が高まった」と説明した。また、SNS上の写真からは「自信と魔性」ぶりが伺え、立ち上げたファッションブランドも好評であるとした。

 木下さんにしろ、渡辺さんにしろ、「突き抜けた」部分を持っているところに多くの人が注目し、人気を集めていると言えそうだ。とくに渡辺さんのキレッキレなダンスパフォーマンスは、なかなかマネできない職人芸の域である。初めて彼女の動きを見る中国のネットユーザーたちは、おそらく衝撃を隠せないだろう。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)