沖縄では泡盛をコーヒーで割る!? 意外な飲みやすさで相性抜群、ただし度数は...
沖縄のファミマに売ってるヤバい飲み物。アルコール度数12%とか気軽に飲むもんじゃなかったけど開けてしまった pic.twitter.com/CvZ6URdLBi
- そん (@sonakason) 2016年4月3日
2016年4月3日ツイッターユーザーが投稿した「泡盛コーヒー」の画像は1万回以上もリツイートされ、大きな話題になっている。泡盛にコーヒーとは意外な組み合わせだが、沖縄ファミリーマートでは限定商品として販売されているというのだ。そんな泡盛コーヒー、どのような味わいなのだろうか?記者が実際に購入してみた。
お酒初心者にもお勧めできる味わい
沖縄のファミリーマート限定で販売されている「泡盛コーヒー」は、ノンシュガーのブラックコーヒーに泡盛を追加したものだ。独特な風味を持つ泡盛とブラックコーヒーは実は相性抜群だったという。2014年の発売以降、定期的に話題にあがるが、沖縄限定という性質上、それ以外の地域で試すのは中々難しい。
冒頭のツイートで紹介された品は入手できなかったため、沖縄の「久米仙酒造」が作った泡盛コーヒーを購入した。
こちらの泡盛コーヒーは黒糖が加えられ、比較的甘めの仕上がりになっているという。泡盛と黒糖という沖縄食文化の代表選手がコーヒーとどのようなハーモニーを生み出すのだろうか?
栓をあけるとコーヒーの良い香りが漂ってくる。見た目は黒く、一見するとコーヒーそのものだが、泡盛の香りがかすかに混じっており、「泡盛コーヒー」なのだと改めて認識する。
味は予想を良い意味で大きく裏切るものだった。
コーヒーが泡盛の独特の香りを抑えているおかげか非常に飲みやすく、泡盛が苦手な人にもお勧めできる。また、黒糖によって少し甘めに仕上げられているため、ミルクを加えることでカルーアミルクに近い味わいになりそうだ。酒飲みのためのお酒、というイメージがある泡盛が、初心者向けとしても大いに活躍できるきっかけになるかもしれない。
泡盛の独特の香りがコーヒーの香ばしさで抑えられつつも、泡盛の美味しい部分はきちんと残っているという見事なコラボレーションだった。この味を活かしてお酒入りのスイーツなんかも作れるのでは?と夢も広がった。
ただ注意してほしいのは、ベースは泡盛のため、度数が12度と高めな点だ。飲みやすいからとぐいぐい飲んでしまうと想像以上に酔ってしまうぞ。