結成20周年 アジカン後藤がセルフカバーへのこだわりを熱く語る
セルフカバーのニューシングル「Re:Re:」をリリースし、結成20周年イヤーを迎えて勢力的に活動を続けるASIAN KUNG-FU GENERATIONのギターボーカル・後藤正文さんが、TOKYO FMの番組に生出演。過去の楽曲をセルフカバーすることのこだわりと、ランチタイムに聴きたい3曲を紹介してくれました。
(TOKYO FM の音楽ワイド番組「LOVE CONNECTION」のコーナー「STARBUCKS MUSIC BARISTA」3月17日放送より)
![](https://image.news.livedoor.com/newsimage/c/2/c2fbb_1530_11f53ca1e57243d3b0203256623abd25.jpg)
今年、結成20周年イヤーを迎えたASIAN KUNG-FU GENERATIONがこだわっているのは「セルフカバー」。ニューシングルの「Re:Re:」もその企画のひとつです。後藤正文さんはサウンドに気持ちを込めて曲を作るので、音が鳴れば、当時感じていたことがすぐにわかるのだとか。
「今年は結成20周年なので、セルフカバーに力を入れようと思って、アルバム丸ごと1枚やろうという企画になってます。いろんな音楽……ジャズとかクラシックにスタンダードナンバーってあるじゃないですか。いろんな人が何回も何回も演奏していく、みたいな。それを自分たちでやっちゃおうと。自分たちで自分たちの曲を、スタンダードナンバーみたいに取り扱っていくのが面白いんじゃないかと思って。音を鳴らしてしまうと、昔の気持ちに戻れちゃう。ギターを弾くと、ワーッと気持ちがのっていきますね。あと、サウンドにその当時の気持ちをすごく込めている。僕、自分の歌詞を読んでも、たまに何を言ってるかわからないときがあるんですけど(笑)。何を言ってるかわからないけど、何を感じてたかはわかるんですよ。景色というよりはフィーリングですね。『Re:Re:』の場合は……説明するのはすごく難しいですけど、青春の後悔とか焦燥とか、いろんな気持ちがグチャグチャして、絡まり合っているような。ぬわぁあ!みたいなのが入っているんです。『Re:Re:』もイントロが2分間ほどあるから、レコードショップの試聴機でみんなから『早く歌い出さんかい!』とツッコミが入っていると思うんですけど(笑)、曲ってやっぱり歌だけじゃないんで、総合的に聴いてもらえると面白いかなと思います」
そんなアジカン後藤さんが、ランチタイムに選んでくれた3曲は、自身が立ち上げたレーベルにまつわるナンバー。現在制作中のソロアルバムに参加しているミュージシャンの楽曲も!
「You Are A Tourist」(Death Cab for Cutie)
「最近一緒に仕事をしたクリス・ウォラという人がいて、彼はもうこのバンドを辞めてしまったんですが、この曲がすごく好きで。お昼の時間に合うんじゃないかと思って選んできました。このバンドとは、好きすぎてサマーソニックの楽屋に『ハロー』と言って突撃してCDを渡したんですが、それを覚えていてくれました。(楽屋の)ドアを開けてみるのはいいですよ。恐いマッチョなセキュリティが出てくることもありますけど(笑)」
「Cold To See Clear」(Nada Surf)
「僕のレーベル(only in dreams)から最近出したアルバム(『YOU KNOW WHO YOU ARE』)からの曲。僕のソロアルバムでもギターを弾いてくれています。この人たちは、ずっと甘酸っぱい曲を作ってくれてて、エバーグリーンでね、ずっと。僕は大好きだけど日本盤がずっと出てなくて、僕がやろうと思って作ったのが自分のレーベル。異文化交流というか、海外の人と話したりするの楽しいですよね。英語下手ですけど、なんとかカタコトでやり取りできたときの喜びがあって」
「woman’s Rib」(岩崎愛)
「いやー、素晴らしいです。この曲聴くと鳥肌が立ちますね、ほんと。ニューアルバム『It's Me』では僕、『哀しい予感』という曲をプロデュースしてますけど、お昼に哀しい予感はどうかなと思ったので、ちょっと元気のいい曲を選びました(笑)」
「今、アジカンは新曲も作っていますし、今年はアルバム『ソルファ』の再収録をやるので、これからスタジオに入ります。ソロ(Gotch)のセカンドアルバムも、夏前に出ます。そして僕の『何度でもオールライトと歌え』というエッセイ本が来月、ミシマ社という出版社から出ますので、よろしくお願いします!」と近況を教えてくれた後藤正文さん。ASIAN KUNG-FU GENERATIONは、初夏の大型フェスへの出演も続々決定しています。詳しくは、ASIAN KUNG-FU GENERATIONオフィシャルサイトhttp://www.asiankung-fu.com/ http://www.asiankung-fu.com/でご確認ください。
3月18日の「STARBUCKS MUSIC BARISTA」には、brainchild'sが登場します。お楽しみに!
【あわせて読みたい】
★「姉と彼氏が夜にうるさい」14歳の相談にflumpoolがズバっと回答!? (2016/3/17) http://tfm-plus.gsj.mobi/news/F9fJJ69Mpp.html
★広瀬すず×北乃きい 学生時代の思い出を語る「体育館はちょっと汗臭い!」(2016/3/17) http://tfm-plus.gsj.mobi/news/Dxv8YWupXw.html
★アコーディオニストのcobaが尊敬する「アバンギャルドなアーティスト3組」(2016/3/17) http://tfm-plus.gsj.mobi/news/SWxxpvCwar.html
<番組概要>
番組名:「LOVE CONNECTION」
放送日時:毎週月曜〜金曜11:30〜13:00/「STARBUCKS MUSIC BARISTA」は12:30ごろから
パーソナリティ:LOVE
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/love80/
(TOKYO FM の音楽ワイド番組「LOVE CONNECTION」のコーナー「STARBUCKS MUSIC BARISTA」3月17日放送より)
![](https://image.news.livedoor.com/newsimage/c/2/c2fbb_1530_11f53ca1e57243d3b0203256623abd25.jpg)
今年、結成20周年イヤーを迎えたASIAN KUNG-FU GENERATIONがこだわっているのは「セルフカバー」。ニューシングルの「Re:Re:」もその企画のひとつです。後藤正文さんはサウンドに気持ちを込めて曲を作るので、音が鳴れば、当時感じていたことがすぐにわかるのだとか。
「今年は結成20周年なので、セルフカバーに力を入れようと思って、アルバム丸ごと1枚やろうという企画になってます。いろんな音楽……ジャズとかクラシックにスタンダードナンバーってあるじゃないですか。いろんな人が何回も何回も演奏していく、みたいな。それを自分たちでやっちゃおうと。自分たちで自分たちの曲を、スタンダードナンバーみたいに取り扱っていくのが面白いんじゃないかと思って。音を鳴らしてしまうと、昔の気持ちに戻れちゃう。ギターを弾くと、ワーッと気持ちがのっていきますね。あと、サウンドにその当時の気持ちをすごく込めている。僕、自分の歌詞を読んでも、たまに何を言ってるかわからないときがあるんですけど(笑)。何を言ってるかわからないけど、何を感じてたかはわかるんですよ。景色というよりはフィーリングですね。『Re:Re:』の場合は……説明するのはすごく難しいですけど、青春の後悔とか焦燥とか、いろんな気持ちがグチャグチャして、絡まり合っているような。ぬわぁあ!みたいなのが入っているんです。『Re:Re:』もイントロが2分間ほどあるから、レコードショップの試聴機でみんなから『早く歌い出さんかい!』とツッコミが入っていると思うんですけど(笑)、曲ってやっぱり歌だけじゃないんで、総合的に聴いてもらえると面白いかなと思います」
そんなアジカン後藤さんが、ランチタイムに選んでくれた3曲は、自身が立ち上げたレーベルにまつわるナンバー。現在制作中のソロアルバムに参加しているミュージシャンの楽曲も!
「You Are A Tourist」(Death Cab for Cutie)
「最近一緒に仕事をしたクリス・ウォラという人がいて、彼はもうこのバンドを辞めてしまったんですが、この曲がすごく好きで。お昼の時間に合うんじゃないかと思って選んできました。このバンドとは、好きすぎてサマーソニックの楽屋に『ハロー』と言って突撃してCDを渡したんですが、それを覚えていてくれました。(楽屋の)ドアを開けてみるのはいいですよ。恐いマッチョなセキュリティが出てくることもありますけど(笑)」
「Cold To See Clear」(Nada Surf)
「僕のレーベル(only in dreams)から最近出したアルバム(『YOU KNOW WHO YOU ARE』)からの曲。僕のソロアルバムでもギターを弾いてくれています。この人たちは、ずっと甘酸っぱい曲を作ってくれてて、エバーグリーンでね、ずっと。僕は大好きだけど日本盤がずっと出てなくて、僕がやろうと思って作ったのが自分のレーベル。異文化交流というか、海外の人と話したりするの楽しいですよね。英語下手ですけど、なんとかカタコトでやり取りできたときの喜びがあって」
「woman’s Rib」(岩崎愛)
「いやー、素晴らしいです。この曲聴くと鳥肌が立ちますね、ほんと。ニューアルバム『It's Me』では僕、『哀しい予感』という曲をプロデュースしてますけど、お昼に哀しい予感はどうかなと思ったので、ちょっと元気のいい曲を選びました(笑)」
「今、アジカンは新曲も作っていますし、今年はアルバム『ソルファ』の再収録をやるので、これからスタジオに入ります。ソロ(Gotch)のセカンドアルバムも、夏前に出ます。そして僕の『何度でもオールライトと歌え』というエッセイ本が来月、ミシマ社という出版社から出ますので、よろしくお願いします!」と近況を教えてくれた後藤正文さん。ASIAN KUNG-FU GENERATIONは、初夏の大型フェスへの出演も続々決定しています。詳しくは、ASIAN KUNG-FU GENERATIONオフィシャルサイトhttp://www.asiankung-fu.com/ http://www.asiankung-fu.com/でご確認ください。
3月18日の「STARBUCKS MUSIC BARISTA」には、brainchild'sが登場します。お楽しみに!
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<番組概要>
番組名:「LOVE CONNECTION」
放送日時:毎週月曜〜金曜11:30〜13:00/「STARBUCKS MUSIC BARISTA」は12:30ごろから
パーソナリティ:LOVE
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/love80/