延長戦を制した日本が“鬼門”を突破!!《AFC U-23選手権》

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▽U-23日本代表は22日、リオ五輪のアジア最終予選を兼ねたAFC U-23選手権2016カタール大会の準々決勝でU-23イラン代表と対戦。ゴールレスのまま迎えた延長戦で3点を奪った日本が3-0で勝利し、準決勝進出を決めた。

▽試合開始直後、イランは前線へのロングボールとセットプレーから、日本はセットプレーの流れから、それぞれ好機を迎えたが、得点に結びつけることができない。その後は日本が徐々にボールを持てるようになってきたが、36分にクリアミスを突かれて決定機を与えるなど、チャンスの数ではイランに上回られる苦しい前半となった。

▽迎えた後半もイランに押し込まれる展開が続き、56分にはモハマディのヘディングシュートがクロスバーを叩いた。しかし、終盤はイランの運動量が落ちたこともあり、FW浅野を投入した日本が好機を演出するが、ゴールレスのまま90分間が終了。延長戦に突入すると、延長開始早々の95分にゴールが生まれる。

▽右サイドでボールを持った室屋がタイミグ良く左足でクロスを上げると、後半終了間際に投入されたMF豊川がゴール前でフリーとなり、ヘッドでゴールネットを揺らした。その後は前線に人数をかけるイランに押し込まれたが、GK櫛引を中心とした堅守で凌ぐと、延長後半に中島が目の覚めるようなシュートを立て続けに突き刺し、試合は終了。苦しみながらも勝利を収めた日本が、この世代の“鬼門”となっていた準々決勝を突破し、ベスト4進出を決めた。