INSIGHT NOW! 編集部 / クイックウィンズ株式会社

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今日、12月11日は「胃腸の日」です。

師走にこの一年間を振り返ったとき、大切な胃腸に負担をかけてきたことを思い、胃腸へのいたわりの気持ちを持ってもらいたいと、日本OTC医薬品協会が制定しました。日付は12と11で「胃にいい」と読む語呂合わせです。胃腸薬の正しい使い方や、胃腸の健康管理の大切さなどをアピールする日だそうです。

胃腸をいたわる気持ちがないわけではなくとも、ついつい無理を強いていませんか。世の中には美味しものがあふれていますし、特に今時期、忘年会などで連日宴会という方も多いことでしょう。毎日酷使されて、あなたの胃腸も弱っているかもしれません。セルフメディケーションを推進する同協会では、日常的な健康管理と上手な市販薬の使い方を紹介しています。

「胃腸薬には、胃酸を中和して胃腸の過度な働きを抑えるものや、胃酸の分泌を促進して胃腸の働きを活発にするものなど、幾つかの種類があるため、自分の症状に合った薬を選ぶことが大切です。」
今月の症状別アドバイス胃腸薬

「一般の胃腸薬は化学的に合成した成分から作られており、体の特定の部位に働きかけ、胃液の分泌を活発にしたり、胃酸の出過ぎを抑えたりして、そのつど個別に症状を改善します。

漢方胃腸薬は多数の有効成分を含んだ生薬を原料とし、全身に働きかけて自然治癒力を高め、胃が本来持っている消化や吸収の力を取り戻すことによって、胃の痛みやもたれなど、さまざまな症状を改善するのが特徴です。」( セルフドクターネット

ストレスに敏感な胃腸に対し、さらに暴飲暴食が加わる年末年始のこの時期。正しい知識を持って胃腸を守りましょう。