マーケティングだよ人生は!他者は、ネタの宝庫ですよ!/中村 修治
【ご相談】
町内会長の言葉遣いが、気になって気になって仕方がありません!
町内会の役員会で、話すたびに、気になります。たとえば、「荒療治」のことを「荒治療」と言う。「軌道に乗る」を「軌道が乗る」と言う。
「我が家のペレストロイカ(改革)を進めている」なんて古い言葉を使ったり。
60代の男性なのですが、家族も注意してくれないようで、気が付く気配さえありません!それとも、家族全員、言葉使いが変なのか?
ここは、勇気を出して、私が教えて差し上げたほうがいいのか?それとも、このまま、スルーしたほうがいいのか?良きアドバイスを、よろしくお願いします!
【ワタシのお答え】
人生は、ネタです。
ワタシは、社会人3年目まで、団塊の世代を「だんこんの世代」と言い間違っていました。もう血管がドクドクするくらい恥ずかしかったです。
ちなみに、親戚の叔父さんは、本をインターネットで買えるところを「ジャングル」と呼びます。Amazonやし・・・まぁ、近いっちゃー近いので、スルーです。
昔の上司は、雲泥の差を「うんていの差」と言っていました。その度に、何段飛ばしやねんっ!とココロの中で突っ込んでいたのは、良い思い出です。
ワタシの叔母ちゃんは、パソコンを「パコソン」と言ったまま天国に召されました。新しい掃除機の名前みたいです。吸引力が落ちません。
もうスッカリお嬢さんとなった姪は、小学生になるまで「チンピラごぼう」が大好きでした。いま付き合っている彼氏がチンピラじゃないことだけを祈ります。
いまや田舎の公務員で若手リーダーと呼ばれるまでに成長した甥は、中学生まで「シーブリーフ」を使っていました。もうキンタマがスースーしそうです。真夏の夜こそ「シーブリーフ」ですね。
、、、ということで、言い間違いは、良い思い出です。意味がわかるならスルーでいいですよ。町内会長も60代。せいぜいあと20年くらいです。思いっきりやらかしてもらって良いのじゃないかな?
人生は、ネタです。
他者は、ネタの宝庫です。
自分だけでは、想像もできない人生を経験させてもらいましょうよ。
団塊の世代を「だんこんの世代」と言い間違っていたワタシは、その当時のライバルたちに、男根を見る度に思い出されているはずです。ワタシは「だんこん野郎」のままで死んで逝って本望です。(笑)