7月の発表会でレクサス「GS」を紹介するトヨタの渡辺社長。(資料写真:吉川忠行)

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トヨタ<7203>は30日、「レクサス」ブランドの「GS」(日本名アリストを改良)と「SC」(日本名ソアラを改良)の2車種の受注台数が、8月30日の発売から9月28日までの約1カ月間で約4,600台に上ったと公表した。

 同社は、発売当初月販目標台数として「GS」を1,100台、「SC」を100台に設定していたが、実際の受注台数は「GS」が約4,000台、「SC」が同じく600台と目標を大きく上回った。価格帯は「GS」が520〜630万円台、「SC」は680万円と「トヨタ」ブランドより割高だが、高級車にふさわしい高品質な内外装や充実した装備類や新開発のV6、V8エンジンによるゆとりある性能が好評を得ている。加えて、ラグジュアリーに視点を置いた店舗の上質感や営業スタッフの対応などの付加価値の部分が、幅広い年齢層から支持を受けているのではないかとトヨタではみている。

 トヨタは、9月28日発売の「IS」(日本名アルテッツアを改良)と併せて、年内の目標台数を20,000台に設定している。【了】

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