「引きこもりがだんだん解消されていくことは、分厚い中間層の復活につながる。これから厚労省の取り組み強化の動きを、私も後押しをしていきたい」3月16日、高年齢化、長期化する引きこもり問題が参議院予算委員会でも取り上げられ、野田佳彦総理大臣は、こう答弁した。可もなく不可もなく生きてゆく、この野田首相の持論の「分厚い中間層」を構築することがいいかどうかの議論は別にして、「引きこもり」という文言を使い、