元ブラジル代表FWアドリアーノとアトレティコ・パラナエンセの“ハネムーン”は、わずかしか続かなかったようだ。ミゲル・アンヘル・ポルトガル監督とケンカし、会見に姿を見せなかったのである。

まだコンディションが万全ではないアドリアーノは、アウェーでのベレス・サルスフィエルド戦の終盤82分に途中出場した。コパ・リベルタドーレスのグループリーグのこの一戦は、ベレスが2−0で勝利。アドリアーノは、ポルトガル監督が自身をもっと早く投入しなかったと指揮官に抗議した。

ブラジルメディアによると、暗い表情でピッチを去ったアドリアーノは、監督とあいさつをせずにドレッシングルームへ戻ったという。DFマンセルは会見で、もっと早くにアドリアーノを投入していたらチームの役に立ったかもしれないと述べて同選手を擁護した。だが、「そういうのは監督が決めることだ」ともつけ加えている。