今月9日に39歳の誕生日を迎えたアレッサンドロ・デル・ピエーロは、まだいつ引退するかを決めていない。だが、スパイクを脱いでからも、彼は監督としてサッカー界に残りたいと思っている。シドニーFCでプレーする同選手が、自伝の英語版出版イベントで明かした。

デル・ピエーロは『シドニー・モーニング・ヘラルド』で、「いつ引退するか? 分からないよ。今のところは、(オーストラリアリーグが閉幕する)4月までのことに集中している。今はベストを尽くしたい」と話した。

シドニーとの2年契約は今季で満了する。だが、彼はまだ40歳まで現役を続けるかを決断しておらず、シドニーFCとの今後についても明かしていない。いずれにしても、オーストラリアでの経験には満足しているようだ。

自伝出版イベントには、ソニア夫人と長男トビアス君も出席していた。彼らはシドニーに残ることを望んでいるようで、デル・ピエーロはこのように話している。

「ここでの生活に満たされていることは確かだ。公園で子供たちと遊ぶことができる。オーストラリアのライフスタイルは素晴らしいよ。天候、レストラン。家族はすべてがとても好きなんだ。僕らは幸せだよ」

自伝の英語版では、1年半前にユヴェントスを退団した時のことも書かれている。「自分のパーソナリティー、そして過去にあったことをさらに引き出し」たかったそうだ